日本PTA全国研究大会川崎大会
一泊二日の川崎から戻ってきました。
疲れが出たのか、帰りの新幹線では途中から爆睡していました。
「富士山見れるかな?」と少し期待していたのですが、全く見えず、それまで頑張って目を開けていましたが、完全に眠りに落ちました(笑)
昨日も期待していたのですが、全く見えず。
出発した京都は、綺麗なお青空で「富士山が綺麗に見えるかも」と期待していたのですが、名古屋に着いたら突然の雨。
それ以降も曇り空が続き、富士山は影も形も見えませんでした。
別に富士山を見に行ったわけじゃないので(笑)
今回の日本PTA全国研究大会川崎大会は、全国大会への参加でもあるけど、視察の目的が大きい。
2年後に奈良で全国大会が控えているので、実際の大会の運営を肌で感じる良い経験となった。
ただ、今回の川崎大会は、これまでの研究大会とは違い、イレギュラーな形。
これまでの研究大会は、1日目に分科会が開催されて、8〜10会場に分かれて、それぞれのテーマで学ぶ。
しかし今回の分科会は、1箇所だけで全員集まって同じテーマで学ぶ。
今回は川崎市という政令都市での開催ということもあり、イレギュラーな形が認められた感じです。
来年の石川大会は、これまでと同じように、各会場に分かれての分科会になる。
なので、奈良大会も、同じようにこれまでの分かれての分科会となるでしょう。
その意味では、ちょっと視察として参考にはできないところもあった。
でも、今回の内容はとても良かったのではないかと思っています。
ただ講話を聞くだけはなく、テーマを参加者それぞれでディスカッションするグループワークが行われた。
これは私もずっと感じていたことで、これまでの研究大会って、講話を一方的に聞くだけ。
最後に質疑応答はあるけど、基本ずっと話を聞いてるスタイルでした。
これはこれで、とても勉強にはなるんだけど、情報をインプットしてそれで終わりです。
奈良県PTAの行事で、人気の高い行事が「運営学習会」です。
いろんな単位PTAの人が集まって、他の市のPTAの人と、運営の方法や悩みなどをグループディスカッションする。
情報をインプットしながら、自分のPTAと照らし合わせて、今度は自分がアプトプットをする。
参加者は何か問題が解決していなくても、とても満足して帰ります。
情報の共有に加えて、さまざまな気づきがある。
一方的に情報を受けるだけでは、それぞれ受け取り方が違う。
例えば「りんご」というテーマで情報を受けたとします。
一人はりんごの情報に対して「赤い」という考えを持った。
もう一人は「甘い」という考えを持った。
さらにもう一人は「ジュース」という考えを持った。
受け取る人の視点や価値観によって、同じ情報でもいろんな考えが出てきます。
一方的に情報を受けるだけでは、自分の視点や価値観や考えだけで終わってしまう。
しかしグループディスカッションをすることで、さまざまな視点や価値観で考えることができます。
今回の試みは、運営学習会と同じ効果をもたらしていたと思いました。
実際にあちらこちらで、熱心に話している様子が伺えました。
これまでの研究大会では、見たことがない光景です。
ただ残念だったのは、そこで終わっていたこと。
グループ同士で話したことは、その中で共有できた。
しかし他のグループの考えや、さまざまな視点などはわからない。
テーマに「ITを活かして」と書かれていたので、私はてっきり出てきた声を、皆で共有する仕組みがあるのかと思っていた。
その仕組みを参考にしようと思っていただけに、そこはちょっと期待外れでした。
でも、今回の取り組みは、とても良かったし、これからの研究大会のあり方を考えるきっかけになると思います。
私はグループディスカッションで出てきた声を、アプリを使って全体で共有したいと思っていて、今度のバカロレアセミナーで試してみたいと思いました。
最初は質疑応答で使おうかと思っていましたが、今回の研究大会の様子を見て、しっかり時間を取って、参加者同士で話してもらおうと思いました。
そして導いたところから、さらに質問や疑問があれば、それをアプリを使って全体で共有したいと思います。
もしバカロレアセミナーで上手くいけば、その方式を奈良大会でも使えるかもしれません。
とりあえずバカロレアセミナーでトライしてみます。
何事もやってみないとわかりません。
失敗するかも知れないけど、やってみないとわからないですからね。
ちょっと疲れたので、今日は早めに寝るとしよう。
明日はまた早起きしないといけません。
では、おやすみなさいm(_ _)m