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2023-07-23

ハグロトンボが舞う庭

【ピーマンの葉に止まるハグロトンボ】

夏野菜を育てているため、夏場には毎日庭に水やりに出る。
逆に言えば、夏以外は庭に出ないことが多い。
せっかく庭があるのに、有効活用出来ていないのが、この家に来てからの永遠の課題です(笑)
いつかはウッドデッキにして、リビングからそのまま庭(ウッドデッキ)に出れるようにしたい。

毎年、夏に水やりをしていると、黒いトンボのような生き物を見かけます。
たまたま通りかかったってわけではなく、毎回庭に出てくる。
夏場になると、必ず出現するのです。
最初は特に気にしてなかったけど、調べてみたらハグロトンボという生き物でした。

羽が真っ黒で、胴体が美しいメッキのような緑色。
でもトンボのように胴体が太くなく、まるで糸のように胴体が細い。
数日前の晩御飯の時に、その話になり、長女がネットで調べて名前もわかりました。

しかしその時さらに分かったことが。
このハグロトンボ、滅多にお目にかからないらしい。
ネットにもこのような情報が載っていた。

<ネットより抜粋>
本種の生息は、 水生植物(特に沈水植物)の茂る安定したゆるやかな流れと 、薄暗い林が隣接した環境の存在を示す。
かつては普通に見られたが、 生息環境の減少により、 個体数が減っている。
東京では絶滅危惧I類、青森では絶滅危惧II類に指定されている。
<以上>

えぇ〜そんなに珍しい生き物なのか?
それがなんで我が家の庭に??
しかも、今まで1匹だったのに、最近は2匹になっている。

さらに今日数えたら、なんと4匹飛んでいました。
我が家の庭は、ハグロトンボにとって過ごしやすい場所なのか?
なんで増えてるの?

さらにさらに、水やりをしていて、ピーマンの葉に小さな生き物が止まっているのを見つけた。
小さな小さなトンボのような生き物。
もしかしてこれはハグロトンボの赤ちゃん?
我が家の庭はハグロトンボの生殖地になっているのか?









【ハグロトンボの赤ちゃん?】

ネットの他の情報では、ハグロトンボは「神様トンボ」・「極楽トンボ」・「仏トンボ」とも呼ばれているらしい。
また、ハグロトンボの言い伝えとして、黒いトンボのハグロトンボはご先祖様が姿を変えたトンボとして大切にされてきたとか。

ご先祖さまの魂
亡くなった人の魂を運んでくる
神の使いで見ると縁起が良い
仏様が黒い羽に乗ってやってくる
などと言われている。

なんと縁起の良いハグロトンボが、我が家の庭に集まっている。
しかも赤ちゃんまでいるなんて、きっと我が家は幸福な家庭に違いない(笑)

毎日、水やりをする時に、ひらひらと舞うハグロトンボを見て、心休まるのは確かです。
1匹なら20年前に亡くなった父の魂が飛んできているのか?とも思えるけど、4匹来てたら誰?ってなりますね(笑)
でも、多くのご先祖様が見守ってくださっていると思って、ハグロトンボをそっと見守りたいと思います。

忙しさに流されがな毎日。
夕刻のひと時に水やりをしながら、ハグロトンボと戯れたいと思います。

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