自ら探究する学び
昨日は長女の高校の学校運営協議会に出席しました。
9時開始なので、7:30前には家を出た。
1時間半くらい見ておかないと、渋滞が起きたら遅くなってしまう。
学校運営協議会とは、学校の運営方針を、協議会のメンバーが評価並びに承認するシステム。
保護者代表や地域代表を中心に構成される。
小学校も中学校も、そして高校もこの学校運営協議会のメンバーに入っています(^^;)
ただ、中学校は今年度で終わりなので、前回の会議が最後でした。
長女が通う高校は「国際高校」です。
元々は登美ヶ丘高校だったのですが、国際高校へと変わりました。
創設されてまだ4年目の学校です。
長女はその3期生になります。
「国際高校」と名がつくだけあって、ちょっと他の学校とは違う。
とは言っても、他の高校を知らないのですが、おそらく違うと思います。
国際高校では、問題を解く力よりも、探究する力を重要視しています。
自ら探究して課題を見つけ、それを解決する力。
答えを出すことよりも、自ら問いを発見し、それを探究し協働して新しい価値を作り出す力を大切にしています。
普通の学校にある中間テストや期末テストはありません。
その代わり日々小テストが行われる。
そして探究週間というものがあり、自らの問いで探究をしていく。
昨日はちょうどその探究週間に当たっていて、生徒たちは各教室に分かれて、自分たちが設けたテーマに沿ってプレゼンをしていました。
私たちも会議の後に、少しその様子を見せてもらった。
長女もムクドリについての探究を行なっていた。
しかし、長女たちの時間はもう終わっていて、他の教室をいくつか見せていただきました。
様々なテーマがあり、そのテーマに沿って、自分たちでいろんなことを調べ、解決策などを提案する。
もちろんiPadを使って、写真やデータなどをスライド投影しながら、プレゼンを行う。
プレゼンが終わったら、他の生徒からの質問に答える。
なるほどと思いました。
与えられた問いの答えを出すのではなく、自分たちで考えて問いを見つける。
そしてその解決策を考え、様々に試行錯誤をする。
失敗しても、失敗した理由や課題などを発表する。
私たちが高校生の頃なんて、ひたすら黒板に向かって先生が書いているものを書き写していた。
そして出された問題を解く。
詰め込み式の教育でしたよね。
きっとこれからは、国際高校のような教育が増えていくと思う。
高校は勉強を教える場ではなく、勉強のやり方を学ぶ場となっていくのでしょう。