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2024-03-11

東日本大震災から13年で思うこと

東日本大震災から、今日で13年が経ちました。
昨日のことのように覚えている、衝撃的な大震災でした。
本当に「日本はどうなってしまうのか?」と、不安な気持ちになった人も多かったと思います。

東日本大震災の後も、大きな地震は度々発生しており、今年も元日に能登半島地震が発生しました。
日本は地震大国であり、そのために耐震も強化されて来た。
それでも、それを上回るような大きな地震が増えている。

最近も千葉で地震が多発しており、「関東大震災の再来?」と心配する声もある。
また南海トラフ地震も、確実に起きると言われていて、地震に備えなければならない。

今日、お昼ご飯を食べながら、テレビを見ていたら、避難所で活躍しているものとして紹介されたいたものがある。
一つ目は、水を濾過してシャワーを使える装置。
通常であれば、2人がシャワーを使ったら、終わってしまうような水の量で、100回シャワーが出来る装置。
実際に能登半島地震の避難所でも使われているようです。

もうひとつが、簡単に仮設住宅を建てるインスタントハウスというもの。
ドーム型のテントを立てて、そこに強度な発泡スチロールを吹き付けていく。
4時間ほどで、発泡スチロールが固まり、住居として使えるようになる。
こちらも実際に使われているようです。

いずれも、開発者が東日本大震災の時の、教訓を活かして開発したそうです。
水は開発者本人が、状況してきた翌日に東日本大震災に遭い、水にとても困った経験から、水をきれいに出来る装置で、何度でも水を使えるようにしたいとの思いから開発に至った。

簡易住宅の方は、建築家の方が開発。
こちらは避難所を見て回った時に、小学生の子供達から「なんで仮設住宅が数ヶ月から半年もかかるの?」と言われて、すぐに使える簡易住宅を開発した。

これを紹介していたのが、元テニスプレーヤーの松岡修造氏。
話していた言葉に、まさしくそうだなと思ったものがあった。
震災が起きるたびに、日本人の辛抱強さや我慢強さが注目される。
確かにそれは素晴らしいことで、日本人として誇れること。

しかし、それが故に、避難所の開発が遅れていると。
もっと快適な避難所を、国をあげて進めていくべき。
被災者が我慢していることで、それが快適な避難所を遅らせてしまっている。

こんな素晴らしい開発をしている企業や団体にこそ、支援をして被災地を助けるべき。
海外に支援金を出す前に、自国民をもっと大切にしてほしい。
これだけ震災が続き、物価も高騰し、政治の信頼が崩れてくると、大人しい日本人も噴火するかも。

必要なところにお金を回してください。
本当にそう思うこの頃です。

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