駅伝に感動しメディアに失望する
昨日から行われていた「箱根駅伝」は、青山学院の往路・復路総合優勝で幕を閉じました。
昨日は朝出かける際に、車で1区と2区の途中くらいまでは確認していました。
その時は、青山学院は5位くらいだったと記憶しています。
私たちが映画を見て、お昼ご飯食べて買い物している間に、往路優勝していました。
そして今日は復路。
朝テレビを点けたら、もうすでに始まっていた。
6区から最後の10区まで、危なげなく安定した走りで襷をつなぎ、見事な優勝を飾りました。
これまでじっくり箱根駅伝を見たことがあまりない。
大体どこかに出かけることが多いので、いつも結果だけを後で見る。
今回は復路だけですが、じっくりと箱根駅伝を見ました。
優勝した青山学院も素晴らしかったけど、他の大学も、それぞれに素晴らしい走りを展開していました。
そしてそれぞれの走者の紹介などもあって、みんなそれぞれに、この箱根駅伝にかける思いがあるんだなと思いました。
そう思って走っている姿を見ると、思わず「頑張れ〜」と声援を送りたくなる。
マラソンとは違い、それぞれの区間で全力を出し切って、次に襷を繋いでいく。
一人だけが素晴らしい走りをしても、それだけでは勝利には結びつかない。
例え一人でも不調な走りだと、あっという間に抜かれて行ってしまう。
10区間を走る10人全員が、いつものパフォーマンスを発揮して、初めて勝利へと道が続く。
箱根駅伝を見て、全員のチームワークで勝利する、日本人の良さを再確認した気持ちです。
そして決して最後まで諦めずに走る続ける姿を見て、とても勇気と感動をもらいました。
新年早々に続いた災害と事故で、気持ちが落ち込み気味だったけど、箱根駅伝で走る姿に勇気づけられました。
どんなに苦しくても、例え結果が出ていなくても、最後まで全力を出し切って頑張る。
本当に大切なことだと思います。
昨夜は反対に腹立たしく思うことがありました。
JAL機と海上保安庁の機体との事故後の記者会見。
まだまだ詳細がわかっていない中で、JALと海上保安庁が記者会見に応じていた。
しかし詳細がわからないので、はっきりとした回答はできない。
それは致し方ないと思うのだが、記者の質問にだんだん腹が立って来た。
なんというのか?質問というよりも、誘導尋問のようなやり方。
そして上から目線の口調。
思わず思った「あんた何様?」と。
事故の要因は、JAL機が着陸許可を得ないまま着陸したのか、海上保安庁が離陸許可を得ずに滑走路に侵入したのか?
大きくその二つに絞られると思う。そして管制塔の指示が的確だったのか?
でも、まだ情報が出ていないので、記者会見では何も話せない。
しかし記者からは「JALが着陸許可を得ないまま着陸した可能性があるか?」とか「海上保安庁が離陸許可を得ずに滑走路に侵入した可能性は?」とか、可能性の話ばかりを引き出そうとしている。
下手に「可能性はあります」なんて答えたら、翌日の新聞に「◯◯◯◯の可能性!!」と見出しで出したいのでしょう。
メディアの仕事は正しい情報を伝えることであり、不確定な情報を可能性があるからと、まるで事実のように報じることじゃない。
これまでも散々メディアがやってきた手法ですね。
記者会見では質問する記者の顔も、堂々と写してはどうでしょうか?
ネットと同じで、顔が見えないからと、好き放題にやっている気がしてなりません。
メディア(マスコミ)に関しては、もうずっと同じことをつぶやいています。
あなた方は正義の味方でも、国民の代弁者でもありません。
事実を事実として、わかっていることだけを、ちゃんと伝えてください。
新年から、日本の素晴らしい面と醜い面と、両方を感じました。
素晴らしいところは生かし、ダメなところは改善して行きたいですね。