PhotoshopにもAIの技術
いつも仕事で使っているPhotoshop。
Adobeからヴァージョンアップの案内が来た。
いつものヴァージョンアップだと思ったら、今回はメジャーアップ。
これまでのPhotoshop2023から2024に変わりました。
今回の目玉はなんと言ってもAdobeFireflyだろう。
Fireflyとは、AI技術を使って、画像を生成する技術。
これまでだと何時間もかかっていたような画像処理が、ものの数秒で終わってしまう。
以前にもつぶやいたので、記憶にある方もおられるかも知れない。
テキストを打ち込むことで、それらしい画像をAIが作ってくれるのです。
以前は馬の絵をAIで描いたものを、つぶやきの画像として出しました。
前回はまだPhotoshopには対応しておらず、ブラウザで画像生成をしていた。
今回その技術がPhotoshopに搭載されたのです。
試しにやってみたが、やはり驚きです。
一昨日のつぶやきに使った、バーベキューの写真で試してみた。
元の写真が上、AIで画像生成したのが下です。
元の写真は焼き鳥が並んでいます。
そして右側の2本の焼き鳥を選んで、テキストで「ステーキ」と打ち込んで生成する。
見事にステーキに変わりました。
ステーキも何種類も出てきて、その中から気に入ったものを選びます。
何が凄いって、ちゃんと網とか背景とかも、不自然な感じではなく、ステーキに置き換わっているところ。
これを手動でやろうと思ったら、何時間かかるやら。
これから画像処理の仕事は、めっちゃ楽になりますね。
これだけでなく、背景を追加することもできます。
例えば、森の中で撮った写真。
もう少し横を広い画像にしたい。
テキストに森と入力すると、あら不思議、左右に画像の続きが生成される。
これはマジで便利です。
これを1〜2秒でできちゃうのが凄い。
手作業でやったら気の遠くなる作業です。
ここまできちゃうと、どれが本物かわからなくなりますね。
写真を作品として出す場合に「追加で空が欲しい」とかなったら、簡単に追加できちゃいます。
そうなったら、それは作品と言えるのか?
元の写真はオリジナルでも、足りない部分をAIが作ったら、それは作品とは言い難い気がします。
これからそんな問題とかも出てくるでしょうね。
すでにイラストは、AIが描いたものが世に出まくっています。
写真も多くのAI画像が出回っている。
人間が生み出したものと、AIが生み出したもの。
これからどうやって区別していくのだろう?