PhotoshopにもAIの技術
![](https://ds-island.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919.jpg)
いつも仕事で使っているPhotoshop。
Adobeからヴァージョンアップの案内が来た。
いつものヴァージョンアップだと思ったら、今回はメジャーアップ。
これまでのPhotoshop2023から2024に変わりました。
今回の目玉はなんと言ってもAdobeFireflyだろう。
Fireflyとは、AI技術を使って、画像を生成する技術。
これまでだと何時間もかかっていたような画像処理が、ものの数秒で終わってしまう。
以前にもつぶやいたので、記憶にある方もおられるかも知れない。
テキストを打ち込むことで、それらしい画像をAIが作ってくれるのです。
以前は馬の絵をAIで描いたものを、つぶやきの画像として出しました。
前回はまだPhotoshopには対応しておらず、ブラウザで画像生成をしていた。
今回その技術がPhotoshopに搭載されたのです。
試しにやってみたが、やはり驚きです。
一昨日のつぶやきに使った、バーベキューの写真で試してみた。
元の写真が上、AIで画像生成したのが下です。
元の写真は焼き鳥が並んでいます。
そして右側の2本の焼き鳥を選んで、テキストで「ステーキ」と打ち込んで生成する。
見事にステーキに変わりました。
ステーキも何種類も出てきて、その中から気に入ったものを選びます。
何が凄いって、ちゃんと網とか背景とかも、不自然な感じではなく、ステーキに置き換わっているところ。
これを手動でやろうと思ったら、何時間かかるやら。
これから画像処理の仕事は、めっちゃ楽になりますね。
これだけでなく、背景を追加することもできます。
例えば、森の中で撮った写真。
もう少し横を広い画像にしたい。
テキストに森と入力すると、あら不思議、左右に画像の続きが生成される。
これはマジで便利です。
![](https://ds-island.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-2.jpg)
![](https://ds-island.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/20230919-3.jpg)
これを1〜2秒でできちゃうのが凄い。
手作業でやったら気の遠くなる作業です。
ここまできちゃうと、どれが本物かわからなくなりますね。
写真を作品として出す場合に「追加で空が欲しい」とかなったら、簡単に追加できちゃいます。
そうなったら、それは作品と言えるのか?
元の写真はオリジナルでも、足りない部分をAIが作ったら、それは作品とは言い難い気がします。
これからそんな問題とかも出てくるでしょうね。
すでにイラストは、AIが描いたものが世に出まくっています。
写真も多くのAI画像が出回っている。
人間が生み出したものと、AIが生み出したもの。
これからどうやって区別していくのだろう?