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2024-05-12

母への感謝

今日は母の日でしたね。
午後からケーキの予約のためにシャトレーゼを訪れたら、お客さんでいっぱいでした。
来週次女の誕生日があるので、ケーキを予約に行きました。
母の日なので、多くの人がケーキを買いに来たのかな。

その後、郡山イオンモールに行ったら、こちらも母の日でいろんなイベントが。
日頃の感謝の気持ちを込めて、お母さんに「ありがとう」を伝える日ですね。
私はもう母は亡くなってしまったが、心の中で感謝の気持ちを伝えたいと思います。

私にとっての母は、厳しくもあり優しい人でもありました。
父が精神病で働けなかったので、一家を支えたのは母でした。
仕事と子育てと、両立しながら私たち子供を育てました。
超貧乏な生活だったけど、家の中は明るいイメージがあったのは、母の愛情があったからだと思います。

小さい頃には欲しいものがあっても、なかなか買ってはもらえなかった。
今でも思い出すのが、小学生の時にテレビで「マジンガーZ」を見て、マジンガーZのおもちゃが欲しくなった。
でも当然買ってはもらえない。
近所の年下の子は、マジンガーZのおもちゃを買ってもらっていて、それを羨ましそうに指をくわえて見ていた。

絶対に買ってもらえないのはわかっていたので、「自分で作ろう」と思い立った。
厚紙を切って、マジックで色を塗って、紙のマジンガーZを作った。
側から見たらボロボロのマジンガーZだが、自分で作ったので、とても嬉しかったのを覚えている。
なんでも自分で作るようになったのは、この頃からでお陰で器用になったと思う。

おもちゃなんて買ってもらえなかったけど、そんな母が買ってくれたものがある。
それは天体望遠鏡。
学校で配られたプリントに、天体望遠鏡の販売があった。

宇宙や星に興味を示していた頃で、そのプリントを家に持って帰って、母に欲しいと訴えた。
確か値段は4,500円くらいだったと思う。
しかし当時の値段なので、今だと倍以上の価値ではないだろうか。

当然買ってもらえるわけもない。
それでも母に「天体望遠鏡が欲しい」と訴えていた。
すると天体望遠鏡を買ってくれた。

嬉しくて嬉しくて、毎晩天体望遠鏡を持ち出して、月のクレーターや星を眺めていました。
安い天体望遠鏡だったので、そこまでしっかりとは見えなかったけど、月や星を眺めては、いろんな妄想を繰り広げていました。
貧乏だと自分でモノを作り、いろんなことを考えるので、妄想好きになりますね(笑)

今思えば、当時お金が無かったので、きっと母は親戚からお金を借りて、天体望遠鏡を買ってくれたのだと思う。
貧しい中でも、子供達のために頑張って、必要な時はお金を使ってくれた母。
母の日にそんな昔の母のことを思い出しました。

直接は言えないけど、感謝の気持ちを送ろう。
日頃の感謝の気持ちを、直接伝えられる人は伝えましょうね。

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