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2024-04-21

結婚のメリット・デメリット

今週の土日は、珍しく特に予定の無い週末だった。
おかげで久しぶりにギター弾きまくった。
いつものアコギもだけど、エレキも弾きまくった。
でも相変わらず指は動かない。
基礎からもう一度やり直そう(^^;)

お昼ご飯食べたら眠くなって、テレビ見ながらいつの間にかうたた寝していました。
気がつくと次の番組が始まっていて目が覚めた。
「そこまで言って委員会NP」だった。
きっと関西圏しかやってない番組ですよね。
日本や世界の様々な問題を取り上げて、パネリストが好き放題言う番組。
一時期好きでよく見ていたが、日曜日の午後は出かけることが多くなって、いつしか見なくなった。

目が覚めて話題を見ると「少子化問題」をテーマにしていた。
そこで8名のパネリストに質問をする。
「結婚はメリットとデメリットどちら?」と言う質問。
結婚にメリット・デメリットを考えること自体がおかしいと思うけど、最近の若い人はそう考えるらしいです。

パネリストは上段が年配者で、下段が若者になっていた。
若者は4人中2人がデメリットと回答、1人がメリットと回答、もう1人はどちらでもない。
デメリットの理由が「コスパ・タイパが最悪」とか「家事の時間が増える」や「1人の時間が無くなる」など。
そもそも結婚をコスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)で計ることがナンセンスだけど、若いうちはそう見ちゃうんでしょうね。
もちろん若い人全てがそうではないと思うけど、結婚に対してネガティブなイメージ持っている人は多いと思う。

これって一番は家庭環境ではないかな?と思います。
家族って一番小さなコミュニケーション社会。
その家庭が居心地が良いか、それとも良くないかで、結婚に対する意識は変わると思う。

結婚って好きな人と家庭を築くこと。
1人+1人が2だけじゃなくて、3にも4にも5にもなる。
もしかしたらそれ以上になる。

結婚をコスパやタイパ、そしてメリット・デメリットで考える内は、結婚なんて無理でしょうね。
仮に「この人ならコスパが良い」とメリットを感じて結婚しても、それは長続きしないでしょう。
結婚生活ってお互いがお互いを認め合い、共に手を取り支え合って成り立つもの。
最初はそれを分からなくても、結婚生活の中で共に学んでいくものだと思う。

確かに子供ができると、自分の時間なんて無くなるし、自由に使えるお金も無くなる。
でも子供の成長は、何にも代え難い幸せをもたらせてくれる。
子供達のためなら、自分の命さえも惜しまない。
それが親というものではないだろうか?

「結婚はしたく無いけど子供は欲しい」という若者がいた。
「結婚しなくても養子縁組でいくらでも子供はできる」という言い分。
確かにそうかも知れないが、子供ってそんなに軽い存在か?
なんとなくペットを飼う感覚で子供を見ているような気持ちになった。

親になると言うのは、子供が生まれて初めて親になる。
守ってあげなければ、生きていけない存在。
我が子の成長を願い、新米の親は必死になって我が子を育てる。
「首が座った」「寝返りうった」「ハイハイした」「歩いた」「しゃべった」
たくさんの成長を喜び合う。

幼少期になれば、わがままを言い出し、躾と虐待とのはざまで悩む。
時には親が発狂しそうになりながら、それでも必死で我が子と向き合う。
小学校に通い反抗期を迎え、口ごたえが多くなりケンカも絶えなくなる。
それでも親はひたすらに子供のことだけを考える。

子供の成長は、そのまま親の成長。
親としてヨチヨチ歩きから始まり、我が子と共に親も成長していく。
だから家族の存在は大きいし、そこには愛がある。
親は無条件に子供に愛を与える。

結婚は愛し合う者が家庭を築くもの。
そこにメリット・デメリット、コスパ・タイパなんて存在しない。
お互いが愛を与え合うことで、支え合いが生まれ、家庭円満になる。
愛を与える方でなく、与えられる側で考えるから、メリット・デメリットって考えになるんじゃないかな?

何か偉そうにつぶやいてしまったけど「お前の家はできてるのか」ってツッコミがあっちこっちから来そう(笑)
え〜と、グラグラな支え合いだけど、なんとかバランス取りながら崩壊を免れてます。
それぞれに時間に追われて、ゆとりも無いけど、笑いもある家族です。
それで良いと思っています。
立派な家庭じゃないけど、それぞれが認め合って、時にぶつかりながらも笑いが絶えない家族です。

結婚ってそんなに難しく考える必要はないと思う。
お互いに愛し合っているのなら、一緒になれば良い。
何があっても、愛があれば乗り越えられる。

と、おじさんは思うのだよ。

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