最後のお別れ
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昨夜のお通夜に続いて、今日は告別式。
娘たちは学校なので、私と息子と、そして嫁さんも仕事を抜けて参加。
大阪の姉や叔母も参列して、最後のお別れをしました。
棺に花を手向ける時は、母の葬儀を思い出した。
わずか3ヶ月後に、また大事な人を送り出さなくちゃいけないなんて。
霊柩車に棺を載せる際は、棺を持たせていただきました。
最後のせめてもの恩返し。
お通夜〜告別式とお別れをしても、まだ実感が湧きません。
母がいない事すら、未だ実感として捉えられない。
二人とも奄美で元気な姿でいるような気がしてならない。
今度奄美に帰省する時に、痛烈に実感することになるんだろうな。
母がいた家は、県営住宅なので、部屋を引き払う。
今月いっぱいで引き払うことが決まったらしい。
もう二度と、母がいたあの部屋には戻れない。
そして教会に足を運んでも、奥さんももういない。
今まで当たり前のようにあった光景が、消えてしまった現実。
奄美に帰って、その現実を受け入れた時、ようやく実感としてのしかかってくるのかも。
昨夜、お通夜から帰ってきてから、奄美の姉へ電話をした。
姉もずっと気にかけていたので、お通夜の様子を伝えました。
電話の向こう側でも、かなり落胆しているのが分かります。
母がいなくなり、教会の奥さんもいなくなり、姉にとっては身近な存在が一気にいなくなってしまった。
姉にとっては、教会の奥さんは、良き相談相手だったのだと思います。
いろんな不安や不満も、奥さんに話すことで、心が保たれていたんだと思う。
だから姉のこともちょっと心配です。
ただ娘夫婦と同居なので、賑やかな孫たちの面倒も見なくちゃいけない。
落ち込んでいる暇も無いと思うので、その点は少し安心しています。
母の死、そして奥さんの死。
人の生死について、考えさせられています。
人はどれだけ生きたかではない。
生きている間に、どれだけのことをしたか。
辛い別れではあるけれど、前を向いて進もう。