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2024-01-22

楽しみなドラマ

我が家はあまりドラマは観ない。
テレビで観る番組は決まっているけど、それもガッツリ観る感じじゃなく、御飯時になんとなく点けている感じです。
昔ほど「この番組観たい」ってのが最近は無いですよね。

しかし時々ドラマにハマる時がある。
それは私じゃなくて、嫁さんなんですが。
今回ハマっているのは、日曜日の21時からTBSでやっている「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」というドラマ。
西島秀俊が演じる、元世界的に有名な指揮者と、その娘を演じる芦田愛菜。

親子関係やオーケストラ仲間との関係など、人間関係が面白い。
そして何よりもオーケストラのそれぞれの楽器演奏者の人間性などが見どころ。
でも、なんとなくストーリーの構成が、以前やっていたドラマと似ている。

それは日本テレビでやっていた「リバーサルオーケストラ」。
こちらは主演の門脇麦が演じる、元天才ヴィアオリストが、一旦は音楽をやめるが、小さな町のオーケストラで再びヴァイオリストとして活躍する。
一方、さよならマエストロは、一度は指揮者を辞めた西島秀俊が、こちらも小さな町のオーケストラの指揮者を頼まれて、再び指揮をとる。

そしてどちらも、町の財政難でオーケストラが解散の危機に追い込まれる。
そこに議員が絡んでくるところも同じ。
とても似た構成のドラマですが、リバーサルオーケストラは、天才ヴァイオリストの門脇麦と、指揮者の田中圭の二人の恋の行方が、ストーリーだったのに対し、今回のさよならマエストロは、今のところ西島秀俊と芦田愛菜の親子関係がストーリーっぽい。

また芦田愛菜の役も、昔ヴァイオリンを弾いていたが、音楽を辞めてしまった役。
その原因が父の西島秀俊にあるようで、その責任を感じて、指揮者を辞めてしまったらしい。
再び指揮者となった父と、それに反抗して心を開かない娘。
おそらく娘も再びヴァイオリンを手に取り、オーケストラに入ってくるような気がしています。

リバーサルオーケストラは音楽と恋をテーマにしていて、さよならマエストロは音楽と家族をテーマにしている感じです。
でもオーケストラの設定はとてもよく似ている。
まぁ町の小さなオーケストラってのが、やはり題材にしやすいのでしょうね。
財政難で解散の危機から、みんなの力と音楽の魅力で、解散を乗り切るってことでしょう。

嫁さんも楽しみに観ていますが、長女も同じく楽しみにしています。
リバーサルオーケストラの時も、二人で何やかんや言いながら観ていました。
フルート奏者も脇役ですが、重要なメンバーとして活躍します。
それも楽しみの一つなんでしょう。

そして何よりも、実際の音楽が聴けるのも楽しみですよね。
さよならマエストロの第1話は、ベートーヴェンの運命がテーマでした。
昨日の第2話はロッシーニのウィリアム・テル序曲でした。
クラシックって良いですよね。

毎週日曜日の21時が楽しみです。

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