批判する相手が違う

朝からJアラート。
ちょうど朝ごはん食べながら、テレビ眺めてた。
最初はニュース速報で「北朝鮮がミサイル発射」の表示。
「またか」と受け流していたら、今度はJアラート。

しかも、北海道に落下の可能性との表記。
以前も、北海道のすぐ近くまでミサイルが飛んできたことがあった。
またそれくらい近くまで来るのか？
それとも、まさか陸地に！？

やっぱり心配で、ずっとJアラートの画面を見ていた。
8時ごろに落下と言われていたが、8時を過ぎても何の情報も無し。
15分くらいテレビを見ていたが、そろそろ仕事に取り掛かるので、テレビを消した。

結局、何事もなく、EEZ外に着弾したようです。
そのため、Jアラートに対して批判が起きているようです。
確かにJアラートを出すまでもなかったとは思う。
しかし、万が一ってこともある。

今回は空振りだったけど、だからと言ってJアラートを批判するのはどうなの？
そもそも批判すべきは北朝鮮じゃないの？
日本に向けて、何十回とミサイルを打ち込んで来ている。
そのことは批判せず、Jアラートを出した日本政府を批判するって何？

政治家まで「これではオオカミ少年と同じ」などと批判。
出さなかったら出さなかったで批判するよね、きっと。
そもそも北朝鮮がどこを狙ってミサイルを打ったのか？そこまで正確にはわからない。
だから保険をかける意味でも、Jアラートを出していると思う。

常に最悪のことを想定して、Jアラートを出していると思います。
そのことに対して批判をしている人って、本当に平和ボケだと思う。
「どうせ日本には来ないよ」そう思っているのでしょう。
北朝鮮が日本の近くにミサイルを打ち込むのを、別に何とも思っていないのでしょうね。

私たちの日本は、ずっと脅され続けている。
それなのに脅している相手には何も言わず、脅されて防御しようと四苦八苦している方を批判する。
これって言いやすい相手に文句言っているだけですよね。

北朝鮮のミサイル発射には、正直慣れっこになってしまった日本人。
でも、ある日突然、日本本土に着弾させるミサイルを打ってくる可能性はゼロではない。
それが可能なことを、ずっと見せ続けているのだから。

「ミサイル撃ち込まれたく無かったら言うことを聞け」って開き直るかも知れません。
ミサイルが日本本土に着弾するかどうかは、北朝鮮に決定権があることを、私たちは忘れてはいけません。
Jアラートを批判する前に、どうやったら日本を守れるのかを、考えることが先だと思います。