何のためのデザイン?

今日は昼から出かけておりました。
明日、県PTA研究大会があり、その準備とリハのため。
私はもう役員ではないのですが、明日、研究大会の中で今年行われる「日本PTA全国研究大会奈良大会」のPRタイムがあることもあり、リハに参加して来ました。
明日の本番に向けて、まだ準備することがあるので、今夜はつぶやきも短めに(^^;)
会場となっているのは、できたばかりの新しい施設。
できたばかりなので、綺麗ですし最新の作りです。
しかしその中で、一つ気になったことがありました。
それは会場から出てトイレに行った時のこと。
会場を出てホールを見渡す。
「トイレはどこだろう?」。
私の意識の中には、トレイマークと男女別の青ないし黒と赤のトレイマーク。
しかし、どこにも見当たらない。
「トレイはここには無いのか?」と思っていたら、目の前にトイレがあった。
しかしそのトイレマークは、男性・女性のシルエットだけで、色分けされていない。
どちらもモノトーン。
ぱっと見はモノトーンで統一されていて、とてもおしゃれな感じがする。
洗練されたイメージがあり、オシャレな雰囲気を醸し出している。
しかし、私はすぐにはトイレを見つけられなかった。
目の前に男性のシルエットのマークが目に入り「ここがトレイだったのか」と、トイレに入ろうとした時、あることに気づいた。
男性のシルエットマークの下に「男子トイレ」とプリントアウトされた紙が貼られていた。
そして横を見ると、同じく女性シルエットマークの下に「女子トイレ」と張り紙が。
私のようにすぐにトイレが見つけられない人のためでしょう。
それともう一つ思ったのが、間違えて入ってしまう人が続出したのではないか?ということ。
シルエットはよくよく見れば、男性と女性を認識できる。
しかしパッとみた感じでは、勘違いしてもおかしくない。
どちらもモノトーンの黒に近い色合い。
普通なら「男子トイレ」との認識になる。
男子トイレと間違えて、女子トイレに入ってしまった人が居たと推測する。
私が最初トイレを探した時も、シルエットの色は、男性なら黒か青。
女性は赤もしくはピンクです。
無意識にそのイメージで探している。
だから色の違いが無いと、途端に迷ってしまうのです。
見た目にはおしゃれな感じで、とても良いイメージ。
でも、使い人からすれば、間違ったり迷ったり。
これってデザインとしてはどうよ?と思ってしまった。
見た目が良いのと、伝わりやすさとは別。
デザインというのは、見た目が良いことではなく、しっかりと相手に正確に伝えること。
その意味では、これはデザインされていないと思う。
せっかく小洒落た感じで作ったのでしょうが、結局使う人が迷って、張り紙を貼ることになったのでしょう。
洗練されたイメージに、突如貼られたプリントアウトのコピー用紙。
これで全て台無しです(^^;)
でも、間違いを防ぐには、これしか方法がありません。
何度も使ううちに、間違うことは無くなるでしょうが、そもそも最初の認識から間違ってしまった例だと思います。
男女差や性差を「差別」と言い切ってしまう人もいます。
青=男性、赤=女性という認識も、そんな人たちにとっては、差別になってしますのでしょう。
私は古い人間なので、男性=青or黒、女性は赤orピンク。
そのイメージから抜けれません。
でもみんなそのイメージを持っています。
男性がピンクを好み、女性が黒を好んでも、全然OKです。
それが個人だけで完結するのなら。
今回のように、公共の場や、大勢の人が活用する場では、やはりすぐにわかる色にする必要があると思います。
新しくて綺麗な作りの施設だっただけに、ちょっと気になってしまいました。








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