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2025-10-17

新たな政治の時代へ

村山富市元総理がお亡くなりになりました。
101歳だそうです。
もうそんな歳だったんですね。
総理大臣をされていた時でも、結構な歳でしたからね。

村山総理と言えば、自民党が下野して、社会党と手を組んで、自社さ連立政権を発足した。
自民党と社会党と言えば、水と油、政策では全く噛み合わない党が、政権のために手を組んだ。
自民党の政権維持の執念を感じた出来事でした。

社会党は今で言えば社民党。
社民党はもう風前の灯で、議席数は3です。
昔は自民党と対抗する野党と言えば、社会党が第1党でした。

この自民党との連立が、社会党の崩壊の始まりでしたね。
水と油の党が手を結び、村山総理大臣を誕生させた。
しかし、社会党のトップである村山総理は、自民党に担がれただけと言う感じでした。

結局、政権を奪取したい、自民党にうまく乗せられてしまったと言えます。
政権を運営するために、自民党の政策を受け入れざる得ないため、社会党の支持層は離れて行ったのではないでしょうか。
ちょうど、自民党支持者が、岸田政権・石破政権で支持をやめたように。

本来の社会党の考えでは無い政権運営をされても、党員は受け入れらません。
そして残念ながら、社会党はここから息を吹き返すことはできませんでした。
どんどん議席を減らし続け、今や3議席に留まっています。

石破政権で大きく議席を減らした自民党も、このまま落ちていくか?と思ったところに、高市総裁が誕生。
もし小泉総裁だったら、自民党も社会党と同じ運命を辿っていたかも知れません。
高市総裁になったことで、岩盤支持層である保守層が、戻りつつあります。
そして高市事務所を通して、新たな党員が爆誕しているらしい。

さらに公明党の政権離脱が、高市総裁の支持率を上げている。
元々の自民党支持者にとっては、公明党は必要としない党だったと言えます。
公明党に配慮することで、自民党本来の国家運営ができていなかったと思う。
憲法改正も、スパイ防止法も、公明党が足枷になっていた。

自民党と維新が連立を組む可能性は、かなり高まりました。
もう高市総理誕生で、ほぼ間違いないでしょう。
自民党はギリギリのところで、踏みとどまりました。
これから息を吹き返すかは、高市総理の腕の見せ所です。

一方の立憲は、大失敗しましたね。
政権交代に目が眩んで、無理やりな野党統一を目論みました。
自社さ連立の時代なら、出来たかも知れませんが、現代では逆効果です。

日本国民は、もううんざりしているのです。
自分たちの都合で、連立を数合わせでやろうとしている。
しかも自分の党首ではなく、国民や維新の党首でも良いなどと言う。
要は総理は誰でも良いから、とにかく政権を取りたいってだけ。

これは本当に国民を馬鹿にしています。
国民のための政治じゃなくて、自分たちのための政治じゃないですか。
それがわからない時点で、もう国会議員の資格ないですね。

さて、いよいよ政界編成が大詰めとなってきました。
新たな枠組みの政治が始まりそうです。
高市総理の手腕に期待したいところですが、そこは是々非々で。
良いものは評価し、ダメなものは、ちゃんと批判していく。

最後になってしまいましたが、村山富市元総理のご冥福をお祈り申し上げます。

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