音楽が溢れている時代

先日のライブは洋楽ばかりを歌ったが、歌った曲は昔の歌ばかりです。
最近の洋楽って何流行っているのか?さっぱりわかりません。
昔は洋楽の曲が、CMとかでも使われたりしていましたが、最近あまり聴きませんね。
私が注意して聴いていないだけかな?
最近の曲でも、聴いたら「いい曲だな」って思う曲はあるんだけど、なんか馴染めないんですよね。
洋楽に限らず邦楽も、なんだろうなぁ、印象に残らないっていうか。
BGMとしては良いんだろうけど、なんかずっと聴いていたいって感じじゃ無いんですよね。
だからどうしても昔の曲ばかり聴いてしまう。
そして聴き込めば聴き込むほどに、ますます好きになっていく昔の曲(^^;)
どうしても昔の思い出と一緒に蘇るので、昔の曲が良いんでしょうね。
YouTubeにも、時々昔の曲のMusic Videoとか出てきて、懐かしくて思わず観てしまう。
すると関連する昔の曲なんかが出てきて、芋蔓式に観てしまう(笑)
やっぱり昔の曲も良いし、Music Videoも良いなぁ。
まだ某電機メーカーに勤めていて、寮生活をしていた頃。
金曜日の夜に、MusicTVという番組をやっていて、夜中23時から27時ごろまで、ひたすら洋楽のMusic Videoを流していた。
次の日が休みなので、ずっとそれを観ていたのを思い出す。
だからその頃に流行っていた曲なんかを聴くと、映像と共に甦るんですよね。
まだ20代前半だったなぁ。
今みたいにAPPLE MUSICとかの音楽サブスクなんて無い時代。
音楽はレコードorCDを買っていた時代です。
もしくはCDをレンタルして、テープにダビングしていた。
最初の頃は、車も無くて、寮の自転車を借りて、隣町まで自転車漕いでレンタルしにいったものです。
MusicTVで気に入った曲を、レンタルしてテープにダビングするのが、楽しみの一つでした。
今は音楽聴き放題ですからね。
こんな時代になるとはね。
でも、逆にいつでも聴けるから、音楽のありがたみが薄くなっている気がする。
あの頃は、音楽に飢えていた。
好きな音楽を聴くために、自転車走らせて、CDをレンタルして頑張って音楽を聴いていた。
今はそんな情熱は無い。
音楽を聴くための努力もいらない。
いつでも、どこでも、どれでも音楽が聴ける。
あの頃なら、夢のような状態ですが、人間って満たされると、欲しなくなるものなのかも。
音楽が手軽に聴けるようになり過ぎましたね。
昔は「音楽を聴くぞ」と、気合を入れて、レコードに針を落として、耳を澄ませて音楽を聴いていた。
最近ではMacやiPhoneで、すぐに聴けるから、「音楽を聴く」という意識を持たない。
仕事をしながら、運転をしながら、完全にBGMとして聴き流している。
洋楽の曲を歌うようになってから、歌詞の意味も知りたいと思うようになりました。
最近は、洋楽聴きながら、歌詞の意味を思い起こして聴くようにしています。
そうすると、自然と真剣に聴くようになる。
BGMとして聴くのも良しだけど、時にはじっくりと音楽を聴きたいですね。
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