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2025-09-17

どうなる自民党総裁戦

自民党の総裁選挙が動き始めていますね。
真っ先に手を挙げたのは茂木氏。
続いて小林氏、林氏、そして本命と言われる小泉氏も、立候補を表明しています。

昨年、石破総理に敗れた高市氏は、まだ表明していませんが、確実に出てくるでしょう。
昨年の敗北を受けて、今回はかなり慎重に、そして念入りに準備していると思います。
ただ、マスコミはやっぱり小泉進次郎推しですね。

まず、マスコミが推す人物は、はっきり言って期待ゼロ。
昨年まで「国民人気No1」って持ち上げてたのが、石破茂でしたからね。
無責任に持ち上げておいて、結果あのザマです。
そしてなんとしてでも総理の椅子にしがみつきたくて、あの手この手で延命を図ってきました。

マスコミは小泉推しですが、党員票はどう出るでしょうね。
高市氏は、昨年の衆議院選挙、そして今年の参議院選挙で、保守層の議員が結構落選しているのが痛い。
そして自民党から、多くの保守層が離れたと言われています。
残っている保守層がどれだけいるのか?が鍵を握りますね。

ただ、仮に昨年のように、党員票で1位になっても、議員投票でひっくり返される可能性は高い。
昨年の総裁選で、石破茂を選んだことからわかるように、自民党議員の多くは、国民のことよりも自分たちの地位や名誉で総裁を選んでいると言って良い。
小泉進次郎を総裁に担いで、自分も大臣の椅子が欲しいと思っている議員が多いことでしょうね。

「解党的出直し」なんて口では言っているけど、やっていること何も変わっていません。
派閥解消と言いながら、水面下では旧派閥の勢力が、総裁を選んでいる。
いかに自分たちの派閥に有利か、そしていかに自分の立場が有利になるか。
そればかりを考えているのが、目に見えて嫌になってくる。

なぜ、参議院選挙で大負けしたのか?
なぜ参政党が大躍進したのか?
全くわかっていないのでしょうね。

みんな古い体質の自民党に、本当に愛想を尽かしている。
自民党だけじゃない、野党も同じ。
特に立憲民主党には、自民党以上に愛想を尽かしている。
だからこそ、新しい選択肢として、参政党が票を伸ばした。

もし、今回の総裁選で、小泉進次郎氏が選ばれたら、ますます自民党は支持を落とします。
小泉氏は石破政権の方向性を踏襲します。
それって、国民がNOを突きつけた政治を続けるってことですよね。

なぜ自民党から保守層が離れたか?
マスコミは必死に「裏金問題」と騒ぎ立てるけど、本質はそこじゃない。
LGBT法案の無茶苦茶な通し方。
そして夫婦別姓などの左派が望むことばかりを推し進めようとする。
日本のための政治から大きく離れている。それが一番の要因。

もし高市氏が総裁になったら、保守層はとどまる。
離れた保守層も、幾分か戻ってくる可能性はある。
そこをどう見るか?

残念ながら、自民党の議員が、保守的じゃない人が多い気がする。
保守を謳っているけど、実際は全然そうじゃない人も多い。
「保守」と見せかけているだけの議員も多いように思います。

自民党の総裁が誰になるかで、日本の進む道も、大きく変わっていきますね。

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