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2024-02-02

人は変われる

金曜日の朝は、倫理法人会のモーニングセミナー。
今朝も早起きして、モーニングセミナーに参加して来ました。
毎週いろんな講話を聞いて、自分の心のあり方を再認識しています。

本日の講話も、素晴らしい内容でした。
「お陰様」という言葉、見えない陰の形が、見える世界を支えていること。
大木は見えない根っこがしっかり大地に根を張るから、見える枝葉は大きく大空に向かって伸びていく。
見える世界は、その裏で見えない世界に支えられている。

また胎盤の神秘的な話や、世界最古の青森ににある大平山元遺跡の話など。
興味深い話が本当にたくさんありました。
毎回講話を聞くのが楽しみで、朝早くても頑張って起きています。

講話の前には「会員スピーチ」があり、こちらは会員が最近の出来事などを、5分間の短い時間で紹介をします。
私もこれまでに3〜4回ほど会員スピーチをしています。
今日は相談役(前会長)がスピーチをしました。

話の内容は息子さんについて。
高校の時に不登校になり、鬱に近い状態にまでなっていたそうです。
親としては見守るしかなく、とにかく温かく見守り続けた。

そんな時、息子さんは、ふとしたきっかけで一冊の本に出会った。
たまたまお母さんと買い物に出かけた時に、「これ買いたい」と本を持ってきたそうです。
そしてその本を読んでから、突然「友達とカラオケ行く」と言って出かけるようになった。

成人式も最初は「行かない」と言っていたのが、「行く」と言い始め、慌ててスーツを買いに走ったとか。
これまで深い海の底で、貝が口を閉したように、閉じこもっていた息子さんが、まるで自由に海の中を泳ぐ魚のように動き始めた。
昨年末には「モーニングセミナーに行ってみたい」と言って、一緒にセミナーに参加されました。
5分間の短いスピーチでしたが、そこには親として悩み苦しみながらも、息子さんを信じて見守った愛が溢れていました。

本日は講話も素晴らしい内容で、本当に勉強になりましたが、会員スピーチも、とても心温まる話でした。
人は何かのきっかけで変わることが出来る。
そして今の自分を見つめ直し、新たな自分を探ることも出来る。
そんな風に思える朝でした。

さて、来週はいよいよ私が講話をする番です。
2年ぶりに講話をすることになりました。
2ヶ月前に亡くなった母のこと、20年前に他界した父のこと。
両親について話をしたいと思います。

頭の中では大まかな構成はできていますが、まだ形には出来ていません。
しっかり骨組みを整えて、講話に臨みたいと思います。

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