不思議な出来事
昨日の晩、東京の弟から電話が来た。
電話の内容は母の葬儀のことに関して。
葬儀を済ませた後の、ご会葬のお礼についてだった。
奄美にいた時に、葬儀の費用を弟が払いに行き、その時にこの件についても葬儀社と打ち合わせしていたハズだった。
しかし手違いで話ができていなかったようだ。
慌てて連絡してきたようです。
会葬のお礼のサンプルは預かっていたようですが、それも一式奄美の姉の手元。
奄美の姉は日中は仕事しているので、葬儀社と打ち合わせしている時間はない。
そこで私の方から葬儀社に電話して問い合わせることにした。
データ作って送れば話も早いだろうと考えた。
弟との電話を切った後、奄美の姉に電話して、その旨を伝えた。
奄美の姉も、新聞にお礼が載らないので、おかしいと思っていたようだ。
本来は葬儀の1週間後くらいには新聞に会葬のお礼を載せるらしい。
電話で問い合わせたら、葬儀社からサンプルを送ってくれました。
それを元に、私の方でデータ作成して、明日の新聞に掲載できることになりました。
スムーズに事が進んで、ほっとしています。
実はこの事に絡んで、少し不思議なことがありました。
昨夜の弟の電話の前に、弟が兄弟グループの+メッセージに「夜中に鈴の音がした」と書き込んでいたのです。
そして弟は寝ていて気づかず、奥さんがその音に気づいたらしいのです。
「皆さんのところで何か変わったことありませんか?」と聞いてきた。
みんな特に変わりは無かったので、弟のことが気になって、母が東京まで出向いたんだろうと笑っていました。
そして会葬お礼の件を忘れていたから、知らせに行ったんじゃないか。との話にまとまった。
私の方で引き継ぐ事になって、夜も遅いし寒いので布団に入って寝た。
いつもならドレミがやってきて、私の布団の上で、股間のところでうずくまって寝る。
ところが昨夜はショパンがやってきて、布団の中に潜り込んで来ました。
ショパンを湯たんぽ代わりに眠りについて、ふと夜中に目が覚めた。
いつもなら股間の辺りで眠るドレミが、何故か私の胸のあたりで眠っている。
もう顔のすぐ下にドレミがいるような状態。
寝返りをうとうが、体を動かそうが、その位置から動かない。
私も寝ずらいけど、そのまま眠りについた。
明け方、目が覚めると、やはりドレミは顔の下あたりで寝ている。
おまけにショパンも右側で寝ている。
まだ早いので再び眠りについた。
その時に夢を見た。
母の夢である。
母が私の名前を手探りをしながら呼んでいる。
私が「ここにいるよ」と言って、母の手を握ったのだが、その手の温もりまでしっかり感じていた。
母の手を握りながら、歩き始めたのだが、母がどんどん歩くスピードを早めていく。
「そんなに早く歩いたら危ないよ」と私が言ったところで、目覚ましがなって夢から覚めた。
日頃そんなに夢は見ない。
いや見ているけど、記憶に残っていないし、訳のわからない夢が多いと思う。
だから記憶に残らない。
母のことを夢に見ることも、今まで無かった。
今回は手の温もりまで、覚えているほど、リアルな夢だった。
母が早足で歩くなんて、現実では無かったこと。
きっと今回の会葬のお礼が、出来ていなかったので、弟のところに知らせに行き、私にバトンタッチしたので「早くしない」と言うために、夢に出て来て早足で歩いたのでしょう。
そして私の顔を見るために、ドレミに乗り移ったんではないか?と思っている。
絶対に私の股間で眠るドレミが、何故か昨夜は顔の下で寝ていた。
きっと母が見守っていたのだろうと思っている。
でも母は猫大嫌いだったんですけどね(笑)
少し不思議なことが続いているが、きっと母が兄弟のところを回っているのだと思います。
まだやらなきゃいけない手続きなども残っているので、母も気掛かりなんでしょう。
もう会えないけれど、夢に出てきたり、不思議なことが起きたりと、母を感じることが出来て少し嬉しいです。