AIに使われないように

AIが話題になって久しいが、AIの進化は物凄い勢いで進んでいますね。
最近は動画などは、リアルな動画なのか、AIなのか、本当にわからないレベルになっています。
その内、AIで映画とかも作れちゃうんでしょうね。
私も自分の仕事でAIを時々使っています。
AdobeもAIを活用して、写真やイラストを生成したりできる。
Photoshopで写真を生成したり、illustratorでイラストを生成したり。
いや〜本当に便利になりましたね。
今日もAIを活用しました。
それは文章で。
仕事でパンフレットを制作していますが、クライアントから、まだ文章が届いていない。
そこで、タイトルとキャッチコピーから、ChatGPTに作文をお願いしました。
それらしく作ってくれるから凄いですね。
ただ使い方は気をつけた方が良いと思っています。
特に私のような仕事は、AIに丸投げしちゃうと、自分の頭で考えることができなくなる。
テキスト打ち込んだら、それらしい写真や動画を作ってくれる。
でも、それって自分でイメージしたものじゃない。
これまでも、写真生成をやったことあるけど、100%自分のイメージした写真って、なかなか出来ません。
やはり自分の頭の中のイメージと、AIが作るものでは、かなりギャップがあります。
私の仕事は80%は考えることだと思っています。
残り20%が作業して形にすること。
どんなイメージにするか?
何を伝えたいか?
誰に伝えたいか?
自分がその相手なら何に注目するか?
まずは考えることから始まります。
考えた上で、それぞれの問いに対する答え探しをする。
だから考えもせず、AIですぐに形になると、それから先には進めない。
最近はCanvaなどで、誰でも簡単にチラシくらいは作れます。
用意されたテンプレートを使えば、ものの数分で、それらしいチラシは出来上がる。
でも、それって考えて作られた物じゃない。
パッと見た雰囲気は、それらしい物になっている。
でも、何を誰に伝えたいのか?
自分が受け取ったら?
そんなことを考える工程は、どこにも無い。
初めから用意された物を、ただただ組み立てているに等しい。
プラモデルを組み立てて、ところどころパーツを入れ替えているような感じですね。
それってクリエイティブでもなんでもない。
私の仕事は、ゼロからカタチを生み出す仕事だと思っています。
AIはあくまで道具。
時々必要に応じて使います。
でも、その内、AIもゼロから考えるような時代になるのかもね。
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