暴力による言論封じ込めは許さない

言論を暴力で封じ込めることは、絶対に許されないこと。
しかし、最近それが非常に多い。
アメリカで「チャーリー・カーク氏」という人物が、凶弾の前に命を奪われた。
私は知らなかったのですが、この方はトランプ大統領の支持者のようです。
そう聞くと、トランプ大統領と同じように命を狙われたと思いがち。
トランプ大統領は、言葉がきつくて、敵を増やすことをわざとやっている感じもある。
だからこそ、2回も暗殺未遂に遭って来たのだろう。
しかし、いくら敵を作っていると言っても、それを暴力で解決しようというのは、絶対にならぬこと。
今回暗殺されたチャーリー・カーク氏は、トランプ支持者だが、とても若者からの支持が強い方だったようです。
特徴的なのが、徹底的に会話をしていたこと。
保守的な意見に反対の人とも、徹底的に討論をして、意見交換をしていた。
一方的に論破して相手をねじ伏せるのではなく、相手の話もちゃんと聞いた上で、対話で相手と論戦する。
その姿勢が若者に影響を与えていたようです。
しかし、逆に言うと、それが脅威に見えてしまったのかも知れません。
これまでも、大学のキャンパスで討論会を行っていたみたいですが、今回も大学での討論会でした。
ネットではその様子もたくさんの動画が上がっていて、殺害されるシーンまで残されている。
首を一撃されて、血が吹き出すところまで、動画がとらえている。
とてもショッキングな動画がネット上にも上がっています。
さらにショックなのが、チャーリー・カーク氏が暗殺されたことを、喜んでいる動画をあげている人がいること。
おそらくチャーリー・カーク氏とは真逆の思想の人々なんだろうと思う。
でも、暗殺されたことを喜んでSNSではしゃぐって、一体どんな神経なんだろうと思ってしまう。
どんなに思想が違っても、人が死んでしまっていることに、喜びの声をあげるなんて。
全く信じられません。
でも、日本でも似たようなことがありましたね。
そうです。安倍元総理が暗殺された時も、それを喜ぶようなコメントをSNSにあげてる人がいました。
自分たちの思想を通すためなら、殺人も肯定するような人たちなんでしょうね。
そしてなぜかそのような人たちは、日頃は「平和、人権、平等」を口にする人が多いです。
多様性の時代と言いながら、自分たちの思想と異なる人には「レイシスト」と罵声を浴びせる。
「差別は許さない」と叫びながら、自分たちと考えの違う人を、差別的に扱う。
こんな人間が、日本だけでなく、世界的にも増えている気がしています。
今回のチャーリー・カーク氏暗殺事件は、世界に大きな衝撃を与えていると思います。
暴力で口を封じようとする動きに、明らかに反発が起きています。
皮肉なことに、チャーリー・カーク氏が生前伝えたかったことが、暗殺されたことで、一気に世界に広がった気がします。
暴力による言論弾圧は、決して許してはならない。
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