自分の道を進んでほしい

今日は次女の三者面談があったようで、朝から嫁さんと次女は、一緒に学校へ行って来た。
中学3年生なので、進学先を考えていかなくてはならない。
本人の中で、一応考えている学校があるみたいで、今日の面談でも話して来たようだ。
息子、長女とこの受験シーズンを体験してきた。
息子は鳥羽商船を受験、長女は国際高校を受験。
どちらも無事に進学できて、そして無事に卒業させていただいた。
次女は、また別の学校を目指しているようです。
兄妹それぞれ、全く違う学校への進学となりそうですね。
それぞれの道ですからね。
子供達を見ていると、羨ましくさえある。
進む道が、いくらでもあるように思える。
もちろん努力は必要だが、進みたいと思えば、いくらでも道が用意されていると思います。
私の生まれ育った奄美大島には、高校は5つしかなかったと記憶している。
しかし2つは北部の高校と、南部の高校。
だから実質的には3つの高校に絞られる。
1つは普通科の大島高等学校。
頭の良い生徒は、概ねこの学校へ進学する。
もう一つは、奄美商業高校。
今は違う名前になっていると思う。
商業だけでなく、看護もあったはずで、私の姉はこの高校の卒業。
そしてそのまま看護師の道を進んだ。
最後が私が進学した、大島工業高等学校。
残念ながら、数年前に廃校となりました。
こちらはその名の通り、工業高校です。
機械科、電気科、土木科があり、完全な男子校でした。
私は「頑張ったら大島高校へも行ける」と先生にプッシュされましたが、大学とかに行く気も無かったし、そもそも家が貧乏だったので、すぐに働かなくてはならないので、工業高校を選んだ。
自分が進みたかったというよりも、それしか選択肢が無かったと言った方が良い。
本当は絵やデザインの道に進みたかった。
でも、奄美大島には、そんな学校は存在しない。
工業高校へ進学し、そのまま就職して某電機メーカーに勤務。
しかし、自分のやりたかった事じゃ無かったので、25歳で転職した。
私自身が進む道を途中でやり直したので、子供達には、自分のやりたい道を進んで欲しいと思っている。
好きなことが仕事になるわけじゃないけど、それでも自分が得意とすることを、少しでも仕事にできる方が良いと思っています。
全く好きでも得意でもない事を、仕事だからとイヤイヤやるのは、本当に辛いと思う。
仕事と言うのは、基本大変なものです。
楽な仕事なんて存在しません。
大変だけど、乗り越えられるのは、好きな要素があったり、自分が得意としてできることだから。
子供達には、進みたい道で、それぞれに頑張って欲しいと思っています。
息子は就職して、自分の道を進んでいます。
長女は進むべき道に向かって、今は通信で勉強を頑張っています。
次女はどんな道に進むのか。
まずは進学する学校を決めて、そこに向かって頑張ってほしいと思います。
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