学童総会も無事に終了

本日は、午前中に、学童の総会がありました。
しかし、あいにくの雨模様。
朝から雨の中、車を走らせて、会場へと向かいました。
9時前に集合して、会場が開いたら早速準備。
毎年やっているので、みなさん準備もだいぶ慣れてきています。
私は今年も司会&スライドの管理です。
まずはプロジェクターにMacを繋ぎ、また会場の照明の調整などの説明を受ける。
昨年もその前も、同じ会場を使わせてもらっているので、おおよそ覚えています。
総会は10時スタート。
最初に来賓紹介や来賓挨拶があり、続けて勤続表彰を行いました。
今年で30年の勤続の先生がお一人、15年勤続の先生がお一人、そして5年勤続の先生がお二人。
学童保育ができているのも、勤続していただいている先生方のお陰です。
その後、講演会が行われました。
本日の講演は、大和大学白鳳短期大学部で教鞭をとりながら、天理市発達支援アドバイザーもされている、盛永 政和先生です。
「子どもの行動の捉え方と保護者への伝え方」と題して、子どもの行動について、とても勉強になる講演でした。
子どもの問題行動は、動機と行動がセットになっている。
問題行動を起こすには、それに至った動機が必ずある。
問題行動とは動機+行動選択の誤りであるということ。
動機には共感が必要である。
まずは共感して、相手の話を聞くことが大事。
そして選択への対応を、一緒に考える。
頭ごなしに、責めたり叱責したりしないこと。
そして事実と想像を分けて考えることが重要。
例えば
薬を飲んだ。病気が治った。薬が効いたのだろう。
この文面には「薬を飲んだ」と「病気が治った」の事実がある。
しかし、「薬が効いたのだろう」は、事実ではなく、想像になる。
物事は事実への対応を優先すること。
想像は事実を捉えにくくして、間違った方向に進む危険性がある。
これは全てのことに言えることで、「あの人は私を嫌っている」など、想像で物事を判断すると、問題はより複雑化するのだろうと思う。
近年のネット社会では、想像ばかりの情報が飛び交い、フェイクニュースを生み出している気もします。本当に色々と考える機会になった講演会でした。
講演会の後には、総会の審議がスタート。
粛々と審議が進み、無事に総会を終えることが出来ました。
私も司会進行の役を、無事に務めることが出来ました。
毎年、最後に外で記念撮影をするのですが、今日はあいにくの雨。
だと思っていたら、いつの間にか雨が止んでいました。
そこで、今年も外で記念撮影をして解散となりました。
私が学童に関わるようになって、もうかれこれ20年近く経ちます。
最初は保護者運営だったものが、法人化されて、私も理事として関わることになった。
利用者の保護者の立場から、保護者会の会長などで、運営側にも多少関わり、その後、法人化されてから、本格的に運営側に関わることになりました。
昔の環境からすると、本当に今は恵まれた環境にあると思います。
そのことを、今日の総会でも感じました。
各クラブの報告を、そのクラブの保護者会会長が発表しましたが、どのクラブも指導員の先生方への、感謝の気持ちが現れていました。
指導員と保護者が協力して、運営されているのが、私たちの学童の大きな特徴だと思います。
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