学童保育所開所式
本日は学童保育所の開所式がありました。
天理市の学童保育所は、ほぼ全ての学校に学童保育所が隣接、または学校内で運営されています。
しかし唯一、まだ学童の無かった学校がありました。
市内から少し離れた高原にある学校。
児童数が少ないことと、昔ながらの地域の学校ということもあり、これまで学童はありませんでした。
しかし、以前から学童を求める一部の保護者はいました。
この度、7名の児童が在籍する学童保育所として、学校内の図書室をお借りして開所しました。
本日は16時半より開所式が行われました。
市長や教育委員など、行政からの出席に、地元区長会やPTA役員も出席して、ほのぼのとした開所式が行われました。
私も理事として参加、司会進行を務めさせていただきました。
学童の開所式、自分が関わった開所式を懐かしく思い返しました。
最初の開所式は、今から17年くらい前。
息子が小2の時に、息子の小学校に初めて出来た学童の開所式。
たった4人の児童での開所式でした。
その当時の写真を見ると、今も胸が熱くなります。
今のように、学童が法人になっていなかった頃の開所式。
運営も開所の手続きも、全て保護者の手に委ねられていた。
開所に向けて、仕事もほっぽらかして、駆けずり回っていたのを思い出します。
しかしこの時の学童は仮の場所。
その後、別の場所に移り、その間に正式な場所に施設を建てるために、これまた日夜駆けずり回っていました。
そして最初の開所式から3年後、ようやく念願の施設が建設されて、その場所での開所式を行なったのが、今から14年前。
その時も、準備から当日の進行まで、すべて保護者でやりました。
大変だたけど、良き思い出として、今も記憶に残っています。
今日の開所式を進行しながら、そんなことを思い出していました。
子供の数が減っていく中で、学童を利用する子供の数は増えています。
今となっては、学童は無くてはならないものになっています。
小さな学校の小さな学童保育所。
でも、子供たちは元気いっぱいです。
これからも、新しい学童保育所で、たくさんの子供達の笑顔が溢れることでしょう。