悔しさをバネにして
これまでで一番ダメだったと思う。
今日は久々に次女の剣道の試合でした。
県大会の予選に当たるBブロック大会。
ここでベスト16に残れば、7月に開催される県大会に出場できます。
昨年は1年生で出場して、ベスト16に入り、県大会にも出場しました。
今年は2年生で出場。昨年の成績もあるので、私たちも期待していました。
結果は散々な結果。
1回戦の相手は初心者。
それも長女の高校の吹奏楽部で同級生の妹さんだった。
事前に対戦表が配られていて、そのことを長女は友達から聞いたようです。
中学1年生で剣道部に入り、まだ2ヶ月しか経っていない。
そんな相手との試合。
やりづらかったのか、いつもの動きが全然ありません。
それでもなんとか面を決めて1本勝ちしました。
次の相手は、なかなか強うそうな相手。
前の試合を見る限り、次女といい勝負だと思う。
しかしここでもいつもの動きは出ない。
結局小手を決められて1本負け。
しかしこれで終わりでは無かった。
敗者復活戦が予定されていて、2回戦に進んだ選手は敗者復活戦に出れる。
これで勝ち進めば、県大会に出場できます。
対戦相手は、これまた初心者っぽい動き。
「これなら勝てる」と思って見ていたが、相手が軽く打った面が入ったのか、1人の審判が旗を上げた。
それにつたれるように、2人目、3人目と旗が上がる。
私も嫁さんも思わず「へ?なんで?」と声に出してしまった。
面が入ったというよりも、軽く当たったって感じ。
それでも1本を取られてしまった。
いつもの動きの無い次女に、イライラしながら試合を見ていた。
その後、なんとか面を取り返し互角に。
しかし、その直後に、またまた相手が軽く打った胴を取られて敗戦。
なんとも情けない負け方に、一気に力が抜けました。
全然勝てる試合で、いつもの力を全然出せずに、不甲斐ない負け方。
一番悔しかったのは次女だろうと思います。
私も嫁さんも、敢えて何も言わずに試合場を後にしました。
帰りの車の中で、後部座席で悔し涙を流している次女。
これまで試合で負けて泣いたことなんてありません。
よほど悔しいのか、自分でも情けないのか。
今日の試合はこれまでの試合の中で、最もダメだったと思う。
しかし、良い経験になったとも思う。
力を発揮できずに、惨めな負け方をした。
こんな悔しい試合は初めてだと思います。
悔しさをバネにして、より強くなって欲しいと思います。