変化を恐れずに
企業は社会に貢献するもの。
不正を行ってはいけません。
今回のトヨタを含む、日本のメーカーの不正報道にはビックリした。
「トヨタよ!お前もか!」と思ったのだが、よくよく聞くと「なんかおかしい」と思えてきた。
不正というよりも、チェックシステムの問題っぽい。
車を出荷するまでに、クリアしなくちゃいけない項目が、あまりにも多くて、かなりメーカーに負担がかかっているようです。
そして今回指摘された不正には、国の基準よりも厳しい条件で検査して、それが不都合となったものもあるらしい。
「なんじゃそりゃ」
つまりは決められた通りの試験を、すべてその条件でクリアしないと「不正」ってことになるんですね。
なんかお堅い役所仕事って感じがしますね。
メーカー:「こっちの方が効率的で尚且つより基準高いのでこれで検査しました」
役所:「いえ!決まりですので!これは不正です!キリッ」
こんな感じに見えます(笑)
日本って国は、本当に一度決めたものを変えることに、ものすごい抵抗感がありますよね。
憲法も敗戦後から一字一句変わっていない。
世の中がどんどん変わって行くのに、古い憲法のまま、無理やり解釈を変えて適用する。
会社や役所のルールにも多いんじゃないでしょうか?
「なんでこんなルール守ってんの?」って思うような無意味なルールがあったり、不必要と思われるシステムがあったり。
でも、誰もそれを変えようとしない。
何かを変えようと思うと、エネルギーがいるし、「変えよう」と言い出した者が責任を持たされる。
だからみんな無駄をわかっているけど、見て見ぬ振りをする。
日本の経済成長が無いのは、こんな一面もあるんじゃ無いでしょうか。
特に政治の世界や行政には多いように思います。
何も変えたくない。
とにかく自分がいる間は、何も変わらずそのままで。
そんな空気が漂っている気がする。
誰も責任を取りたがらない。
それなのにトップの椅子には座りたがる。
単なる名誉が欲しいだけなんでしょうね。
これからの日本の未来なんて、これっぽっちも考えていない。
だから経済成長しないし、給料も上がらないし、若者も育たない。
これからの時代、ますます変化が激しく早くなる。
変わらないということは、どんどん時代に取り残されるだけ。
どんどんアップデートしなきゃ。
頭の硬いトップは、若い人にバトンを渡すべきだと思います。
もちろん柔軟に変化できるトップもいると思う。
変わらなきゃ日本の未来は無い。