新しい選挙のやり方を考えるべき
つばさの党という党が、選挙妨害をしたとして、党首や候補者、スタッフなどが逮捕されました。
やっていたことはまぁひどいですね。
他の候補者の演説の邪魔をしたり、事務所や自宅に押しかけて罵声を浴びせたり。
逮捕されて当然だと思います。
本人達も「当選する気はない」と言っていたらしく、どうも最初から選挙妨害が目的だったんじゃないか?と思える。
何でこんなことをするのか?と思うが、これまでも似たようなことはあった。
選挙演説を邪魔したり、脅迫じみた行為をして脅したり。
流石に政党がそれを行うことは無かったが。
以前、安倍元総理が総理時代に、応援演説を行った時。
明らかに演説の邪魔をするために集まった人たちがいた。
演説中に大きな声で「あべやめろ〜」と叫び、演説の邪魔をする。
それに対して安倍総理が言い放った言葉。
「あんな人たちに負けるわけにはいかない」
それをマスコミは取り上げた。
そして野党は「国民に向かってあんな人たちと言い放った」と追求しました。
これで演説の邪魔をしてもOKとなってしまった。
今回のつばさの党の逮捕者も「あれがOKで何で自分たちはダメなのか?」とも言っている。
今回は立候補した党の本人や党首が、妨害行為を行なっているからん、なおさら悪質。
でも、やっていることは確かに同じ。
安倍総理の時から「妨害行為」として、ちゃんと取り締まっていたら良かったのだ。
逆に安倍総理を悪者にしてしまったから、妨害行為はOKになってしまった。
妨害行為を言論の自由に履き違えてしまいましたからね。
今回、つばさの党がやったことには、1mmも賛同は出来ませんが、問題提起のきっかけにはなるかも知れません。
街中で大声でマイクで演説するスタイルも、そろそろ見直した方が良いと思う。
そもそも知名度のある人ばかりをマスコミも取り上げるから、全然選挙としてフェアじゃない。
有権者も誰に入れて良いかわからないから、テレビで出ていた人に投票をする。
これだけネットが普及し、SNSが当たり前になった時代に、候補者の声が街頭演説しか無いのはおかしい。
そして有権者からの質問が出来ないのもおかしい。
ただただ選挙カーで候補者の名前を連呼する選挙は、もう辞めにした方が良い。
ネットを使って、有権者からの質問に答えたり、候補者同士で議論を交わしたり。
それを見て有権者が判断することが必要だと思う。
そのほうが候補者の人間性や思考などが、よりわかる。
これまでの選挙のやり方に、一石を投じたという意味では、つばさの党も逮捕も良かったのかも知れない。
いつまでも古いやり方の選挙してないで、どんどん新しいこと取り入れた選挙してほしい。
投票率が上がらない一因でもあると思うけどな。