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2024-05-06

戦艦大和ゆかりの神社へ

ゴールデンウィークも最終日となりました。
今日はお天気下り坂という事で、家でゆっくりするつもりでしたが、午前中だけ出かけました。
行き先はすぐ近くにある神社。
「大和神社(おおやまとじんじゃ)」です。

車で行けば10分くらいで行ける。
すぐ近くにあるけど、実は一度も行ったことがない。
でも以前から行ってみようと思っていました。

この神社は、あの戦艦大和の守護神となった神社です。
一度行ってみたいと思いながらも、近くにあることから「いつでも行ける」と言う意識から、今まで行けていませんでした。
「大和神社行ってみたいと思う」と伝えましたが、娘たちは無関心なようで、嫁さんと2人で行って来ました。

大和神社のホームページには、次のような由来が記されています。
【大和神社ホームページより】
日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)で、宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されたが、第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられている。(2000余年前)奈良時代、朝廷の命により、唐の国へ渡って学ぶ遣唐使、その他使臣は、出発に際して、当社へ参詣し、交通安全を祈願された。
 また、世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神とされた。同艦も、昭和20年4月7日、鹿児島県坊ノ岬沖にて轟沈した。その英霊、第二艦隊司令長官伊藤整一命外、2,736柱と護衛艦の方々が境内の祖霊社に合祀されている。

なんかいろんな神様の名前が出てきて難しいですね。古く由緒正しい神社であることは理解できますが(^^;)
日本大国魂大神が守護神であり、大地主大神とも呼ばれていると言う認識であっているのかな?
由緒正しい神社だけあって、敷地内にはいろんな社が存在していました。

大きな看板で「日本最古〜日本大國魂大神〜」と書かれていました。
日本最古でも有名なんでしょうが、最近はやはり戦艦大和の守護神であると言うのが有名ですよね。
私たちもそれがあって興味がありましたから。

日本大国魂大神が守護神ですから、参拝をして日本国の安泰を祈りました。
そして平和への祈りと、戦艦大和への鎮魂も。

参拝を済ませてお隣にある高龗(たかおおかみ)神社にもお参りした。
商売繁盛・家内安全・除災招福の守神とあれば、お参りせずにはいられません。
しっかり商売繁盛を祈願して来ました(笑)
鳥居から神殿までの30mほどの参道には、両脇にびっしり奉納されたのぼりが並んでいました。

さらにお隣には、またまた三つの小さな社が並んでいます。
右から朝日神社、事代主神社、厳島神社と書かれています。
大和神社の中に、たくさんの神社があり、たくさんの神様が一緒になっているのですね。
日本には八百万の神様がいらっしゃるので、神様同士もいろんなところで同居しているのかも。

一通り参拝を済ませて、来た道を戻ると「戦艦大和展示室」と言う小さな建物がありました。
これは見ないわけには行きません。
入ってみると、戦艦大和の模型や資料などが並べられていました。

戦艦大和艦長や第二艦隊司令長官の写真などもあり、戦艦大和の英霊たちも合祀されていると思うと、感慨深いものがありました。
そして一枚のメッセージが目に止まった。
それは戦艦大和乗組員の方の言葉。

若者よ
君たちが生きる
今日という日は
死んだ戦友たちが
生きたかった未来だ

ぐっと胸に刺さる言葉ですね。
そうなんですよね。
私たちが生きている現代は、まさに命をかけて戦ってくれた英霊たちにとっての未来なんです。
だから私たちは当たり前に生きるのではなく、英霊たちの分まで、考えて生きていかなくちゃいけない。

自分自身の幸せを願うことも大事だが、同時にこの国の未来、そして子供達のこれからを願うことが大事。
それが先の戦争で命を落としていった英霊たちの鎮魂になると思う。

大和神社。
決して大きな神社ではなかったけど、とても素敵なところでした。
神社の中の空気って、やっぱり凛としていて好きです。
私たち以外にも、何組かの参拝者がいました。
結構来られる方多いのかも知れませんね。

満足して帰って来て意外なことが判明。
なんと次女は私たちと行くつもりだったらしい。
最初はそのつもりはなかったみたいだが、途中で気が変わったのか?
元々神社とか好きな方だから、最初はなぜ行かないって言ったのか疑問に思っていた。

私たちに置いてけぼりにされて、ちょっと拗ねていたようです(笑)
すぐ近くなんで、また今度は次女を連れて参拝に行きますか。

さて、ゴールデンウィークも終わり。
家のことやったり、のんびり過ごしたお休みでした。
明日からまた日常です。
頑張りましょう。

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