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2024-04-11

おいしい話なんて無い

Facebookをやっていると、怪しげな広告が出てくる。
最近多いのは、有名人の写真を使って、いかにもその人が勧めているようなもの。
実際には使われている有名人は無関係。

よくあるのが、「数年後に資産が○倍に」といったもの。
以前は「お金を配ります」なんてのもありました。
野放しに近い状態でしたが、昨日のニュースで「前澤友作氏がFacebookの会社Meta社を訴えた」と出ていました。

前澤友作氏は、本当によく偽広告に使われていましたからね。
本当はSNSの会社が、偽広告を取り締まらなくちゃいけないと思うのですが。
技術的にも難しくないと思うんだけどな。
やる気がないのか、広告代貰えたら偽の広告でも良いのか。
これからAIの技術が進めば、さらに巧妙な偽の広告や情報が出回るのでしょうね。

そもそも広告というのはお金のかかるもの。
テレビのCMなんて莫大なお金がかかっています。
昔は新聞の折込チラシなんてのも、制作代から印刷代、そこに折込代がかかり、莫大な費用がかかっていました。

それがネットの時代になり、新聞広告はほとんど無くなり、今はネット広告の時代になりました。
ネット広告だと、まず印刷代が要らない。
もちろん折込代も要らない。
広告が低コストで行える。
広告も自社や個人で作ればただ同然である。

怪しげな広告が増えるのも無理はない。
騙す方が悪いのだが、やはり騙されないように、情報を受け取る側も賢くならなければならない。
SNSの怪しげな広告は「誰が騙されるのだろう?」って思うが、やはり騙される人がいるから、偽広告が後を絶たないのでしょうね。

基本的に「おいしい話」や「楽して儲ける」はありません。
「おいしい話」なら人に教えることがおかしいし、「楽して儲ける」のなら、人に教えるより、自分がするでしょう。
人間って弱いから「楽して儲けたい」って思っちゃうんですよね。
仕事はしたくなけど、良い暮らししたいって、本当はみんな思っている。
でもそれでは世の中回らないし、現実として成り立たない。

偽広告を取り締まることも大事だけど、偽広告に引っかからないような人間にならないとね。
世の中に「おいしい話」なんてありません。
しっかり自分のできることを仕事として、日々頑張りましょう。
頑張った成果が報酬としてお金として入ってきます。

社会に感謝されることが増えれば、自ずと報酬も増える。
私もまだまだ感謝されるような仕事は出来ていないってことだな。
明日からも、偽広告には見向きもせず、自分の仕事を頑張るぞ。

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