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2024-03-20

ゴジラ-1.0を観てきました

お天気良くて家族全員揃ったら、どこか温泉でも行って日帰り旅行でも・・・。
と思っていたのだが、長女が部活で朝からいない。
お天気も悪い。せっかくの春分の日の祝日だったのだが・・・。

一日家にこもっているのも、ちょっと憂鬱なので、残りの4人で出かけることにした。
嫁さんは気分転換に本屋さんに行きたいと言う。
それならいつもの買い物と同じ。
次女は絶対に行きたがらない。

そこでお昼ご飯を食べにいくことにして、その後に映画を観る事にした。
その映画は「ゴジラ-1.0」。
アカデミー賞のVFX部門を受賞した、あのゴジラです。

実は息子はアカデミー賞発表の前に観ていた。
「めっちゃ良かった」と言っていたので、私も観たいと思っていました。
アカデミー賞を受賞してから、テレビで散々取り上げられていたので、幾つも見覚えのあるシーンが出て来た。
しかし幸いなことに、ストーリーは全く未知の状態だったので、楽しんで観れました。

今回の受賞はVFX部門ですが、ストーリーもとても良く出来ていて、とても感動的でした。
敗戦後で人々は生きていくので精一杯。
そんな中で、見ず知らずの者が、助け合って生きていく。

主人公は特攻隊の生き残り。
自分が生き残ったことで、戦後もずっと自分の中の戦争と、心の中で戦い続ける。
そこへ出現するゴジラ。
様々な人間模様とゴジラとの戦い。

戦後という時代。
ようやく戦いから解放されたのに、再び戦う苦悩。
それでも日本を守るためにと、己を奮い立たせる人々。
最後、主人公に、本当の意味で戦争を終わらせたこととは・・・。

VFXばかりが注目されていますが、いやいやどうして、奥が深いストーリーでした。
戦争とは何か?戦うとは何か?何のために戦うのか?
考えさせられるゴジラ-1.0でした。

話題のVFXは言うまでも無く素晴らしいものでした。
これがグリーバックで撮影した後に、作られた映像なのか?と圧倒されて観ていた。
観終わって感じたのだが、ハリウッド映画などのVFXとは違う感じを受けた。
なんて言うのだろう?温かみがある?妙にアナログっぱい感じを受けた。

ハリウッド映画の特撮って、ド派手でスピーディーだけど、なんかそれだけって感じがする。
今回のゴジラ-1.0はリアルさを感じた。それだけに恐怖感も凄い。
観終わった後に、息子と話していたのだが、これをアメリカ人が観た反応はどうなんだろう?と感じた。
日本人なら敗戦の意味や、自分の中での戦争との葛藤は、何となく理解できる。
でも、アメリカ人が観た時に、どう感じるのか?と疑問に思った。
ぜひ海外の反応も知りたいですね。

余談ですが、ゴジラ-1.0のサイトも凝っていました。
アクセスしてしばらく画面を見てたら、画面が小刻みに揺れました。
地震?いやこれはゴジラが来た時の地鳴りを表現しています。

きっと映画には続きがあるのでは?と感じています。
またゴジラに会える日を楽しみに待ちたいです。

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