母がいなくなって2ヶ月
母が亡くなって、今日でちょうど2ヶ月です。
なんだか遠い昔のような感覚です。
まだ2ヶ月なんですね。
まだ現実として捉えられない自分がいる。
きっと奄美に帰った時に、母がいない、母のいた場所もないことで、強烈に現実を味わうのだと思う。
もう気軽には奄美に帰れない。
宿泊する場所がないから、帰るとしたら、ホテル泊まりになります。
明後日、倫理法人会のモーニングセミナーで、両親のことで講話をします。
ちょっとネタバレになってしまいますが、母への想いを書いておきます。
母はとにかく苦労の人でした。
私たち4人兄弟を、一人で育て上げました。
父は私が幼い頃には、精神病を患っていて、働いていませんでした。
だから子供4人+大きな大人を1人抱えて、家庭を養っていた。
超貧乏だった我が家ですが、不思議と思い出の中の家庭は明るい。
辛いことも悲しいこともたくさんあった。
でも、家族は笑顔でいた思い出が多い。
どんなに貧しくても、笑顔が絶えないように、母が愛情を持って育てていたからだと思う。
20年前に父が他界してからは、独り暮らしだった母。
独り暮らしとは言っても、近くに一番上の姉が住んでいたので、二人で出かけたりしていました。
だからそんなに寂しくはなかったと思います。
でも、私は母に対して心残りがある。
私は長男なので、いずれは母と暮らしたいと思っていた。
最初はこちらに両親を呼び寄せようと思った。
しかし、生まれ育った島を離れるには、年齢が行きすぎていました。
父が他界した後は、私が奄美に家族と移住することも考えた。
本気で奄美に帰ろうと思っていた時期がありました。
でも、それもうまく行きませんでした。
今となって振り返ってみれば、それで良かったのだと思います。
母は、息子として、長男としての私を、どう思っていたのか?
本当は一緒に暮らしたかったんじゃないのか?
結局、母には聞けずにお別れとなりました。
今は、両親の御霊が我が家にあるので、同居していると言えるのかも。
母から直接は聞けなかったけど、ある人を通して、母の想いと感じる言葉を聞いた。
きっと母も喜んでいると信じたい。
詳細は講話で話します。
また講話後に詳しくつぶやきます。