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2023-09-11

9.11から22年

今日は9月11日です。
そうです9.11、アメリカで起きた「同時多発テロ」の日。
若い人は映像でしか知らないですよね。

私たちはリアルタイムで観ていました。
時は2001年9月11日。
アメリカは朝でしたが、こちらは深夜近くになっていた。

私は仕事部屋でMacに向かって何か作業をしていた。
そこへ嫁さんが「アメリカで大変なことが起きているみたい」と駆け込んできた。
テレビを見ると、そこにはワールドトレードセンターのビルの一つが煙を吹いている。
「旅客機が突っ込んだ」とテレビでは解説していた。

最初は事故?と思っていたが、なんともう一つのビルに再び旅客機が突っ込んだ。
ワールドトレードセンターは、二つのビルが並んで立っており、ツインタワーと呼ばれていました。
その二つのビルに旅客機が突っ込むテロ。

さらにアメリカ国防省、通称ペンタゴンにも旅客機が墜落。
他にも2機の旅客機がハイジャックされて墜落した。
別の機関への墜落を計画していたと見られています。

目の前の信じ難い光景に「これから世界はどうなるんだ?」と不安を覚えた。
真夜中だったので、不安を覚えながら寝たのを思い出す。

この事件の主犯者は、ビン・ラディン率いる「アルカイダ」と言われています。
その後、ビン・ラディンはアメリカによって殺害される。
アルカイダも主犯者を失って、力を無くしていった。

しかしテロは無くならない。
また新たなテロ組織が出来て、新たな被害が起きている。
自分たちの主張を、暴力で通すというのは、絶対に許されるべきではない。
だが、いくらテロ組織を叩いても、また別のテロ組織が出てくる。
まさにモグラ叩きです。

テロを無くすには、貧困を無くすしか無いと思います。
ちゃんと働いて、ちゃんと生活ができる。
そんな環境を世界中に作らない限り、テロは無くならないでしょう。
そのためには、やはり教育が大事だと思います。

ちゃんと教育を受けて、ちゃんと働いて生活ができる。
そんな世界にならなければ、安易に暴力で金を得る者は無くならないでしょう。

武力で解決できるものではない。
しかし、相手が武力で向かってきたら、こちらも武力で応対せざる得ない。
難しい問題ですが、テロとの戦いをしながら、テロの根っこである貧困を無くす努力をしないといけない。
そしてただ支援をすれば良いわけではない。
ちゃんと自分たちで働いて、安定した暮らしができる社会を作っていかなくちゃならない。

難しいですよね。
それでも理想の世界に向かっていくことを、諦めずに生きていきましょう。
それが9.11で犠牲になられた方々への、鎮魂歌になると思います。

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