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2023-07-17

意味のある敗戦とするために

【一瞬相手の面が先に入った】

今日は次女の剣道の試合。
奈良県内の道場や中学校から選手が集まる。
強豪の道場もあれば、強い中学校もある。
そんな中で、次女は1年生として、我が道場から参加。
女子の個人戦ですが、男子も個人戦で3年生と2年生が出場しました。

このところ試合が続いている次女。
今度の土曜日には、県大会も待っています。
県大会に向けて弾みをつけたいところ。

しかし結果は1回戦負けでした。
対戦した相手も、それほど強いとは感じなかった。
現に、その相手も2回戦で敗退している。

3分間の試合時間の内、1分未満で2本面を取られ、呆気なく敗退。
それが本人にとってはかなりショックだったのだろう。
試合が終わって観覧席に戻って来ても、ずっと表情を曇らせ、私たちが話しかけてもまともに答えない。
ただ、先生からのアドバイスにはちゃんと返事していました。

市民体育大会で、男子を打ち破って優勝し、その後の県大会の予選(Bブロック大会)でベスト8に入り、本人も自信を持っていたところ。
しかし、今回の初戦敗退で、一気に自信を打ち砕かれた感じです。
そもそも1年生でそんなに勝てる訳はない。
前回のBブロック大会には、初心者も出場している。

今回の大会は、強者が集まっているのだから、そう簡単には勝てないのです。
しかし、本人の中では「勝てる」という意識があったのだと思う。
それが1分もしない内に、2本も決められて、あっさりと敗退したのがショックなんだと思います。
男子の部も、残念ながら2人とも1回戦敗退でした。

試合後も最後の決勝戦まで試合を見てから帰りました。
一言も喋らずに、ただただ試合を見る次女。
私たちもあえて声はかけませんでした。

帰る道中、バックミラーで表情を見ていても、ずっと表情は暗い。
今夜は稽古もあるのですが、「行かない」と部屋に閉じこもっています。
よほどショックだったんでしょうね。
でも良い意味で現実の厳しさを分かったと思います。

今回の負けを次にどう活かすか?が大事。
いつまでも負けを引きずっていても仕方ない。
次の県大会でも厳しい戦いになると思います。
気持ちを切り替えて、次の試合に向かって欲しいですね。

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