toggle
2023-02-22

大きな前進

今日は10時からまたまた会議。
PTA会長になると、いろんな当て職がやってくる。
今日は「青少年健全育成会議」というお堅い名称の会議です(笑)

中学校の校長先生も理事として参加しており、市PTAの会長の当て職でもあります。
でも実は、私はこの会議は3年目です。
副会長の時から、当て職として参加していました。
会長だけでは大変なので、副会長3名と当て職を分担しています。

3年前からの当て職なので、今年度もそのまま引き継ぎました。
この青少年健全育成会議の最も大きな取り組みに「私の主張inてんり」というものがあります。
各小中学校から、作文を書いてもらい、優秀な児童・生徒に発表をしてもらう取り組みです。

小学校のPTA会長時代から、この「私の主張inてんり」には参加しています。
毎回感じるのは、大人顔けの発表をする児童・生徒たちの姿。
本当に素晴らしい内容の発表で、発表する姿も、とても凛々しいのです。

その当時から思っていたこと。
「会場に来ないとその素晴らしさがわからないのは勿体無い」
私自身、最初は小学校PTA会長の立場で、参加要請があり参加しました。
来場されているほとんどの人がそんな方だと思います。
でも、実際に来場された方にアンケートを取ると、とても高評価です。

つまりは内容は良いけど、強制的に人を集めなくてはならない事実。
これって、今のPTAにも通じる問題。
PTAの行事も、参加してみたら「良かった」って声があるけど、なかなか自発的には参加しない。
さらに役員となると、なるべく避けたいけど、くじ引きで当たったという人がほとんど。
でも、実際に活動してみたら、「良かった」という声を聞く。

一番良いのは、来場してもらって、生徒や児童の素晴らしい主張を聞くこと。
でも、予定が合わなかったり、そもそもこの「私の主張inてんり」を知らない。
完全にアピール不足になっています。

一昨年、私はこの会議の中で、そのことを訴えて、「動画で後から視聴できないか?」と提案していました。
その時の回答は「検討します」だったので、おそらくスルーかな?と思っていました。
ところが、今日の会議で、動画を市のホームページで公開する予定だと説明がありました。
なんとちゃんと前向きに進んでいたのです。

その後、配布する冊子のコピーの説明がありました。
そこに「私の主張inてんり」の紹介も入っている。
ところが「動画を視聴できます」とはどこにも書かれていない。
それではせっかくの動画にも、辿り着きません。

すぐにそこを提案して、動画のURLとQRコードを載せてほしいと訴えました。
「まだ編集可能ですので、対応します。」との回答でした。

やっぱり声に出して伝えるものですね。
どうしてもお役所仕事って「前例がない」とか「技術的な問題が」とかの回答で、前に進みにくい印象がある。
今回は大きく前進してくれたようで、とても嬉しかったです。
仕事の時間を割いて、会議に出席した甲斐がありました。

物事の改革とか変革って、簡単には動かない。
でも、言い続けることが必要だし、踏み出す一歩の足掛かりは必要です。
「どうせ言っても変わらない」と思うと、言うことすらしなくなる。

私もPTAに関わって、PTAが変わっていかなくてはならないことを、強く感じています。
でも、そう簡単には変わらない。
変わらないからと、踏み出さなければ、何も起きない。

亀の歩みかも知れないが、私ができることを一歩でも、いや半歩でも進めていけたらと思った日でした。

関連記事