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2023-02-06

母からのまともな電話

昨日のこと。
MacProの復活に四苦八苦しながら、最後のOSインストールまでこぎつけた段階で、嫁さんが「本屋さんに行きたい」とのことで、皆で奈良市の蔦屋にお出かけ。
本や文具を見て回っていた。

そろそろ帰ろうかと思っていた時、携帯が鳴った。
着信の表示を見たら奄美の母だった。
着信音が鳴れば、すぐに母だとわかる。
なぜなら、母からの着信音は「MIYA&YAMIの神様の宝石でできた島」だからだ。

しかし、その時はバイブにしていた。
胸元のポッケで携帯が震えたので、慌てて携帯を取り出した。
母から電話が来るなんて、本当に珍しい。

日頃はこちらからかけても、電話には出ないことが多い。
電話に気づいていないようで、時々施設の人が着信に気づいて、後から掛け直してくれる。
最近は、電話しても出ないこともあり、こちらから電話をすることも遠ざかっていた。

「最近電話してないな」と気になっていたとこ。
まさか母から電話が来るとは、ちょっとびっくり。
さらに電話を受けてびっくり。
受け答えがかなりまとも(笑)
まるで昔の母と話しているようだった。

施設に入ってからは、かなりボケが進んでいて、話が全く噛み合わないことも多かった。
でも、少しずつまともな母に戻りつつあるのだろうか?
施設の生活にも慣れてきた証かも知れません。
施設に入ってから8ヶ月。
最初は現実逃避していたのかも。

それくらい昨日の母との会話は、施設に入る前の母のようでした。
いつもなら、毎週木曜日に姉が面会に行く。
その際に、動画を撮って、+メッセージにアップしてくれる。
しかし、昨年末からコロナが再び増えて、まだ面会が出来ない状態。

その寂しさもあったのだろう。
母から電話して来るなんて、本当に珍しいことです。
もうそろそろ面会も再開されるんじゃないだろうか。
そして5類に引き下げられたら、外出も自由にできるようにならないかな?

外出や外泊ができるようになったら、一度奄美に帰って母を外に連れて行ってあげたいです。

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