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2025-02-21

心が温まるメッセージ

寒い日が続きますね。
南の島出身の私は、寒さにはとことん弱いです(笑)
なんせ奄美では、10℃を切ったら「極寒」ですからね。
氷点下なんて絶対にならないし。

でも体感温度は意外と低いです。
冬場は海風がキツいので、気温は下がってなくても、海風でどんどん体温を奪われます。
なので奄美でもコタツはありましたし、子供の頃は奄美の寒さが、真冬の寒さだと思っていました。

南の島で生まれ育つと、憧れるのがやはり雪。
白銀の世界にとても憧れていました。
だから就職で奄美を離れて、こちらに来て初めて積雪を見た時は、とても感動しました。
今でも雪が降るとワクワクしますし、数年前までは雪が積もったら、子供達と雪だるま作っていました(笑)

私の冬のイラストには、そんな雪への憧れが多い気がしています。
「こんな雪景色見てみたい」って想いで描いているイラスト。
残念ながら、近年はここらでは積雪がありません。
寒いから雪が積もるってわけじゃ無いんですよね。

冬のイラストの中に、「Moon Harp」というタイトルのイラストがあります。
極寒の季節を描いたイラストで、まさに今の季節のイラスト。
この2週間の内に、なぜかこのイラストのポストカード注文が2回入りました。

10日ほど前に注文が入って、すぐに手配をして送りました。
「無事に届きました」というメッセージと、嬉しい感想も一緒に届いていた。
良かったと思っていたところ、またもや同じポストカードの注文が。
同じ人からか?と思ったが、全く別の注文でした。

なんだろう?このイラスト何か惹きつけるものがあるのだろうか?
このイラストのタイトルは「Moon Harp」で、イラストのコメントは以下の通り。
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最北の地、真冬の澄み切った星空に、ガラス細工のような月。
星が月にぶら下がると月のハープが出来ました。
白鳥のカップルが月を横切ると、ガラスのような澄んだ音を奏でます。
トナカイの群れも月夜の音色を楽しんでいるようです。
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三日月をハープに見立てて、ハープの糸は星がぶら下がってできている。
そこを白鳥が横切ることで、ハープが奏でられるというもの。
もうだいぶ昔に描いたイラストです。

最初に注文が入った方から、いただいた感想で嬉しかった内容。
このポストカードを選んだ理由でした。

お知り合いの方のお子さんで、名前に「月」が入り、習い事でハープをやっているとのこと。
その方への贈り物として、選んでいただいたようです。
嬉しいですね。ご自身が気に入っていただいたことも嬉しいけど、プレゼントとして選んでいただいたことも嬉しいです。
プレゼントって、渡す相手が喜んでくれることを思って選ぶものですからね。

名前に月が入っていて、ハープを習っている。
まさしくMoon Harpです。
素敵な出会いに感謝ですね。

時々、イラストやポストカードの注文が入り、このような嬉しい感想もいただくことがあります。
私のイラストで、少し心が和んだり、誰かを想って送ってくれたりすることが、私自身の幸せとなります。
この寒い季節だからこそ、心が温まるお話しですよね。

寒いからこそ、人の心の温かさが伝わる。
寒さは苦手だけど、心の温もりが感じられる季節は好きです。
まだしばらく寒さは続きそうですね。
心も身体も暖かくして過ごしましょう。

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