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2024-08-15

送り盆

今日は送り盆、そして終戦の日ですね。
現世に戻ってきたご先祖様を、あの世に送り出す日です。
両親の御霊は里帰りしていますが、こちらでも形だけでも送り出したいと思います。

初盆、母はみんなの元に帰ってきたかな。
本来なら迎え盆でお墓参りして、ちゃんと自宅にお供して、3日間ともに過ごして送り出す。
でもお墓参り出来ないですからね。お供する自宅も奄美には無いし。

今年は弟が帰省して、お墓参りして姉の家でお供している。
写真は弟がお墓参りして送ってくれたもの。
来年以降はそれも出来ませんね。
お墓参りはできないけど、我が家で形だけの迎え盆・送り盆するしか無いですね。

今は奄美の姉が、お墓も見てくれている。
しかしいずれはお墓もどうするか、考えなくてはならない。
そもそもお墓って、代々その土地に住んでいる家でないと意味が無いですよね。

私たちのように、みんな島を離れて、それぞれの家庭を持つと、お墓の管理も難しくなる。
きっとそんな人って多いと思う。
まだ車でちょいと行けるような距離なら、お墓も管理できるんだろうけど、その都度飛行機乗って行くわけにもいかない。
ましてや帰る家も無いし。

福原家の墓は、父が亡くなった時に建てたもの。
父は福原家の五男で、本家からは遠く離れた存在。
本家との関係も、あまり良くなかったので、母は父が亡くなったのをきっかけに墓を建てたんだと思う。
しかし私も弟も、奄美に戻る予定もない。
きっと母もそこまで考えていなかったのだろう。

姉が元気な内は、お墓の管理をしてくれると思うが、いずれはお墓をどうするか考えなくちゃいけません。
私だけの考えじゃなく、兄弟で話し合って結果を出さないといけないですね。
まだ先のことではありますが。

今日は送り盆。
家族みんな元気にしているのわかったと思うので、安心して戻ってくださいね。

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