入院を振り返って
夕方に携帯が鳴った。
電話は0997から始まる番号だった。
この番号は奄美からの番号。
でも知らない番号だった。
電話に出ると、電話の先は入院していた病院からだった。
入院していた病棟の看護師長から、その後の容態を確認するための電話でした。
食欲も戻って来ていることを伝えて、電話を切った。
なんか入院していたのが、遠い遠い昔のような感じがします。
まだ半月前なんですよね。
もう何ヶ月も前のような感覚になっています。
実は入院したのは、人生初でした。
まさか初の入院が奄美に帰省した時になるとは思いもせず(笑)
しかも母と同じ病院で一緒に入院するなんて。
入院した日と翌日くらいは、意識も朦朧としていて、実はあまり覚えていない。
ずっと微熱があり、ずっと下痢が続いていて、点滴を引きずりながらトイレに通っていた。
絶食だったので、ただただ水分補給だけをして、ひたすら横になって眠っていた。
昼も夜もひたすら眠る。
何もする気力も無く、スマホを開く元気も無かった。
火曜日の深夜に夜勤の看護師に起こされた。
シーズが濡れているとのことで、起きてみると全身汗まみれだった。
シーツを交換してもらい、着替えて寝たら翌日はかなり楽になった。
熱も下がり体調も回復して来て、担当医からも退院可能との回答をもらった。
木曜日に退院することで調整してもらい、食事も再開してもらえた。
5日間の絶食(実際には入院する前も食べれていないので6日間)で、お腹が空いている感覚は無くなっていた。
それでも食事を始めると、しっかりとお腹が空くようになる。
人間の身体って良くできていますね。
木曜日に退院して、翌日の金曜日に鹿児島経由で帰路に着いた。
もう体調は戻っているけど、なんだかとても疲れやすくなった。
奄美から戻って、急激に寒くなったこともあって、しばらく風邪気味だったことも一つの要因。
もう一つあるけど、それはまた今度。
自分の身体としっかり向き合って、あまり無理せずに行きたいと思います。