なぜ極秘訪問を報道する？

WBC日本のサヨナラ勝ち、凄かったですね。
リアルタイムでは見ていなかったのですが、最後のさよならのシーンを見て感激しています。
今日は祝日だけど、仕事が間に合わないので、1日仕事していました。

ネットで知ったのですが、WBCの最中に速報が流れたようで、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」と報じられたようですね。
つくづく日本のマスコミって危機感が無いなと思いました。
なんでわざわざ極秘の訪問を報道する？
これじゃ〜世界に向かって、「日本の総理が行くからよろしくね」って伝えているようなもの。

普通ならそれで良いけど、向かう先は戦争中の国ですよ。
岸田総理の安全性も心配されるけど、ウクライナのゼレンスキー大統領の安全も脅かすことになる。
なぜそれを解っていてリアルタイムで報道する？

アメリカのバイデン大統領が、ウクライナを電撃訪問した時は、訪問が終わってから報道がされました。
危機管理上からそれが普通だし、当たり前だと思います。
その当たり前のことが、日本のマスコミには解らないのか？

もしこの報道で、岸田総理やゼレンスキー大統領が危険に晒されたら、どうやって責任取るつもりなのか。
「報道の自由」とでも言って言い逃れるつもりだろうか。
昨日は日本の政治についてつぶやいたけど、日本のマスコミにも「ええ加減んせぇ」って言いたくなる。

日頃は重要なことは伝えずに、自分たちの都合の良いように報道して、伝えてはいけないタイミングで報道をする。
自分たちの報道によって、大きく世界を変えてしまう可能性があることを、全く理解していないのでしょうね。
それか逆に、報道することで、成果を無くしたいのかも知れません。

奇しくも同じタイミングで、中国の習近平国家主席が、ロシアのプーチン大統領と会っています。
岸田総理が電撃訪問したのも、このタイミングに合わせたのかも知れません。
しかし極秘のはずがオープンにされたら、話せる内容も変わってくる。
ウクライナ側も困惑しているのでは、ないでしょうか？
あぁそれが目的か。

日本のマスコミは、日本の外交が失敗することを望んでいるのですね。
常に政権の足を引っ張り、「日本はダメな国」という印象を植え付けたい。
そんな報道がず〜っと続いています。

政治も困った政治なら、報道も困った報道ばかり。
WBCでサヨナラ勝ちして、気分は良いけど、なんだか素直に喜べない日でした。