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2025-04-23

組織は生き物

今日は育友会の役員会の日でした。
令和6年度の役員と、令和7年度の新役員の、新旧揃っての役員会。
引き続き役員をしていただける方が大半なので、今日は新たに役員をされる方が加わり、とても大所帯での役員会となりました。

役員の交代は、来月の委員総会で、新委員の承認を得て、正式に交代となります。
私の会長任期も、残りひと月を切りました。
最後までしっかり務め上げて、次の会長にバトンを渡したいと思います。

新たに役員になっていただいた方は、とても前向きな感じの人が多く、専門部を決める時も、スムーズに決まりました。
また3月に、合格者説明会で、Zoomによる育友会説明を、スライドを使ってやったのですが、その時の好印象で役員をしたいと決めた方もおられたようです。
とても前向きな気持ちで参加していただいて、私も安心して身を引くことができそうです。

3年前、長女の入学と同時に、育友会に参加しました。
当時は市PTAの会長と、県PTAの副会長を兼務しながらの育友会参加でした。
長女たちは3期生なので、長女たちの入学で、ようやく全学年が揃い、育友会もスタートしました。
だから1年目は、みんな手探りでのスタートでした。

当時の会長も、おそらく不安の中でのスタートだったと思います。
でも、その分「みんなで作り上げる」という意識が強かったと思う。
だから1年目の私の意見も、どんどん吸い上げてくれましたし、全員で協力する体制になっていました。

1年目の終わりが見えて来た頃に、突如当時の会長から次年度会長の打診がありました。
私は「3年目は会長が回ってくるだろうな」と内心覚悟していましたが、まさか2年目で回って来たのは予定外でした。
最初は難色を示していましたが、前会長からの強い要望で引き受けることにしました。

しかし、もともとそんな予定はしていなかったので、1年目は運営のことなど気にも留めていなかった。
県PTA副会長と市PTA会長も兼務していたので、正直気持ちがそちらに向いていました。
何も予備知識も無いまま、いきなり会長になった2年目。

今だから言えるけど、最初は辛かった。
無免許でいきなり車運転して、高速道路走っているような状態(笑)
あちこちにぶつかりながら、運営していた感じがします。

当然役員の中から不満も出て来ました。
私自身どうして良いかわからず、塞ぎ込んでいた時期もあった。
ちょうど母が入院して、その後亡くなったのも、この時期。
私の入院もあったりと、本当に色々と苦しかった時期です。

でも、それがあったから、3年目は気持ちを据えて会長をすることができた。
苦しい壁を乗り越えたからこそ、人の苦しみもわかる。

3年目はある意味開き直って運営できた気がする。
「同じやるなら楽しもう」という気持ちになったし、それが役員にも伝わったのだと思う。
役員も自ら考えて、何かをしようという気持ちが芽生えてきた。
ものすごく一体感が生まれ、みんな生き生きと活動してくれました。

午前中の役員会を終えて、午後から新しい会長・副会長予定の方たちと、カフェでお話ししました。
次の会長は女性の方ですが、とても明るくて前向きな方。
副会長3名も全員女性です。
でも、とても雰囲気が良く、安心してバトンを渡せると思っています。

私が常々「できることを、できる範囲で、楽しんでやりましょう」と言ってきたことで、みんな肩の力を抜いて参加することができたと話してくれました。
とても良い雰囲気になったのも、会長がドンと構えてくれていたお陰です。と。
私はそんなつもりはなかったけど、皆さんがそう感じて、どんどん動いてくれたお陰だと思っている。
本当に良い雰囲気で会が運営できているので、この雰囲気を大切に運営していきたいと話してくれました。

私は顧問として役員は退きますが、いつでも応援できる姿勢で臨みたいと思います。
来月バトンを渡して、すぐに全力で走れるように、しっかりサポートしていきたいと思います。
組織というのは、人の集まりです。
人の集合体だから組織は生き物だと思う。

和やかな生き物に成長した育友会。
さらに成長してくれることを期待して、バトンを渡したいと思います。

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