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2025-04-04

のんびりも大事

1週間が早い。
もう金曜日で週末です。
1週間が早いのだから、1ヶ月も早い。
早い1週間を4回繰り返せば、あっという間に1ヶ月が終わる。

その、あっという間の1ヶ月を、12回繰り返せば、あっという間に1年が終わる。
気がつけば4月になっていて、桜も咲いています。
また、この桜もあっという間に散ってしまうんですよね。

最近思う。
時代の流れが早すぎる。
世の中全体的に、何かに追われているように、忙しく感じる。
昭和の時代って、もっとのんびりしていたよな。

人間は変わっていないけど、人間を取り巻く環境が急速に進化している。
どんどんスピード化し、どんどん効率化していく。
きっとそのスピードに、人間がついていけないんだと思う。

最近よく聞く「タイパ・コスパ」という言葉。
なんでも効率化を目指し、時短に繋げようとする。
確かに1時間かかるものを、30分でできたら、効率が良くなる。

でも、効率化だけで考えるのは、人間を逆にダメにしている気がする。
よく若い人が、YouTubeを見るときに、再生速度を2倍くらいにして見ると聞く。
30分の動画なら、15分で見れることになる。
タイパが良いってことになるのでしょう。

何かレッスン的な動画とかなら、まだなんとなく理解はできる。
単なる情報として欲しいだけの動画なら、それもありかも知れない。
しかし映画とかも速度を上げて観るらしくて「いやそれは違うだろう」って思うのです。

例えば、先日紹介した映画「侍タイムスリッパー」では、最後に「真剣で撮影したい」と侍が願いでるシーンがあります。
本物の刀で互いに命をかけて斬り合うシーン。
この斬り合いの前に、ものすごく長い沈黙がある。
互いに間合いを取るために、相手の動きを見定めようとして、静止する長い時間があるのです。

これを倍速とかで観ていたら、あの緊張感と張り詰めた空気感は伝わりません。
人は自分の生きている時間軸で、物事を見るから、そこに感動が生まれたり、違和感を感じたりすることができる。
自分の時間軸に合わないことをやると、それは時間的には短縮できても、汲み取れない情報をたくさん取りこぼしている気がする。

旅行する時って、道中も楽しい時間ですよね。
飛行機で移動するにしても、空港までの移動時間、電車やバスで移動する時の景色。
そこから飛行機に乗って、目的地へ移動する。

この道中の景色や出来事が、旅の一つの思い出となる。
無駄な時間に見えて、実はそこから得る情報や、移動した距離や時間が、大切な経験となる。
ドラえもんの「どこでもドア」みたいに、瞬時に目的地に着けたら、便利だし時間の短縮になる。
でも、全く経験値は無いので、時短で得したようで、本当はいろんな経験を逃して損をしている。

一見無駄と思えるものにも、本当はたくさんの気づきがある。
それを見つけるのも、また人としての成長だし、楽しみ方だと思う。

なんでもタイパ・コスパで、効率よくするのではなくて、時には時間をかけてみる事も大事だと思います。
情報が洪水のように、渦巻き流れ行く現代。
時代の流れが早すぎると感じるのも、きっと情報の洪水のためでしょう。
流されないように、自分で情報を吟味する事も大事ですね。

のんびりと行きたいけど、なかなか難しいですね。
たまには、ゆっくりと過ごせる時間も必要ですね。

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