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2025-03-15

奈良の未来フォーラムに参加

今日は「奈良地域デザイン研究所」というところが主催する「奈良の未来フォーラム」に参加して来ました。
先週の金曜日に「奈良を盛り上げたい」という趣旨で集まった飲み会に行きましたが、そのメンバーの多くが関連している事業です。

私は「地域・デザイン」というキーワードに惹かれて、以前から興味を持っていました。
知人のSNSで時々見かけていて、気になっていたのです。
地域コーディネーターである私にとって、地域をデザインするというのは、まさに今学びたいこと。

先週の飲み会を誘ってくれた知人が、一緒に車に乗せてくれることになったので、一緒に向かうことにしました。
最初は1人で参加するつもりで、チラシから参加募集に応募しました。
ところが後日知人からメッセージが来た。

理事長にカメラマンを頼まれたらしく「写真撮れますか?」とのこと。
一応知人もカメラ持って行くけど、可能なら私も撮影して欲しいとのことでした。
それをOKしたら、理事長に話したらしく、事前打ち合わせもしたいので、早めに来て欲しいとのこと。

会場に着くと、私の分もお弁当が用意されていて、まずは腹ごしらえ(笑)
そして理事長と名刺交換して、簡単な打ち合わせ。というか雑談(笑)
写真撮影はPTAの研究大会などでも、散々やってきたので、まぁ打ち合わせなくても大丈夫。

フォーラムは2部構成。
1部はDMG森精機株式会社の廣野暘子氏による講話。
「DMGMORIが実践する、持続的成長と社会的責任」と題して、森精機の取り組みをスライドで発表されました。
森精機って名前はよく聞くけど、実のところ何の会社かよくわからない。
よくそう言われるようで、今日はとことん詳しく説明されていました(笑)

DMG森精機って、テレビでも「港時間(みなとじかん)」というミニ番組やってますよね。
ボードの支援や、他にも音楽支援など、いろいろな活動もされているようです。

2部はガラッと変わって、今度は若き3名の方がパネルディスカッションで登場。
奈良団扇の老舗「池田含香堂」池田匡志氏。
奈良最初の美容室「株式会社タナカ美粧園」の田中謙吾氏。
奈良漬の名店「株式会社森奈良漬店」の森麻理子氏。

3名とも6代目、4代目、5代目とそれぞれに老舗看板を背負った、若き経営者です。
まずはそれぞれの事業の紹介をしていただき、その後、ファシリテーターが質問を投げかけていきます。
3名ともお若いのに、本当にしっかりとした考えを持ち、伝統を受け継ぎならも、新たな試みにチャレンジする姿が、とても輝いて見えました。カメラのレンズを通して拝見するそのお顔は、若々しさの中にも、風格さえ感じさせる頼もしさがありました。

奈良団扇は続いているところが、池田含香堂しかなく、奈良団扇を作れるのは池田匡志氏一人になっています。
私は恥ずかしながら「奈良団扇」を知りませんでした。
ものすごく繊細で貴重な団扇なんですね。

タナカ美粧園の田中氏は、先週の飲み会でもお会いして、名刺交換させていただいています。
美容室から始まった事業は、結婚式の衣装・着付けなどのサービスを中心の事業になっているようです。
田中氏はさらに新たな試みを考えているようで、若き経営者の熱を感じました。

奈良漬の森氏は、奈良漬を世界に広げるための取り組みを始めていて、奈良漬を「Sake Pickles」と紹介しているようです。
なるほど確かにピクルスっぽいし、アルコール使っているので、酒の名称がピッタリ。
Sakeは今や世界標準の言葉になっていますからね。

3名ともとても明確なビジョンを持ち、それぞれのフィールで頑張っているのを感じました。
そして思ったのは、このことをもっと若い世代に知ってほしい。
若き3名の同年代や、もっと下の世代、特に学生に聞いて欲しいと感じた。

ちょうど育友会でも、日本の文化を知ってもらうための取り組みをやっている。
これはマッチングできるかも?と思って、まずは田中氏に話してみた。
本人も学校などで話がしたいと思っていたようです。

池田氏は残念ながら次の予定があるとのことで、先に帰られたので、お話は出来なかった。
しかし、森氏はその後のお茶会にも来られたので、名刺交換をして話をさせていただいた。
森氏も「機会があればぜひ」とのことだった。
今度の役員会でみんなに話してみようと思う。
私はもう役員終わるので、次年度に繋げていけたらと思います。

とても有意義な時間でした。
次もまた参加できたら参加したいと思います。

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