高校の学校運営協議会

先週に続いて、今日も長女の高校へ。
今日は学校運営協議会の日。
今月に入ってから、3/1の卒業式、3/6の保健委員会、そして今日の学校運営協議会と続いています。
そして実は来週も、合格者説明会で育友会の説明のために、2回学校へ行きます。
子供は卒業したと言うのに、頻繁に学校に通う私です(笑)
本日の学校運営協議会では、学校の課題への取り組みと評価。
生徒や教師へのアンケートの結果などをもとに、学校の実情を校長先生から話していただきました。
協議会のメンバーは、私の他に教育関係者が 2名、地域代表者が1名、そして次年度会長予定の役員と、私の前の会長(顧問)の6名です。
様々な意見や質問が飛び出し、とても充実した会議となりました。
昨年度から中高一貫校となり、国際バカロレアも推進して来ました。
昨年の9月には、学校と育友会が協力して、国際バカロレア啓発セミナーも実施しました。
この時に、シンガポールから国際バカロレア機構の担当者が来られました。
私たち育友会役員は、お揃いのTシャツで受付や司会進行、同時通訳までこなしたので、担当者にはとても好意的に捉えられていたそうです。
国際バカロレアの導入には、保護者の協力体制も重要とのことで、その点に関しては申し分ないとの評価だったようです。
そのおかげもあってか、中学生を対象としたMYPは、認定校として認められました。
次は高校生対象のDPを申請中で、こちらも数年のうちに認定校となる見通しです。
ただ課題もあって、バカロレアを導入した教育が、保護者にはわかりづらいと思う。
私もセミナーを開催するに当たって、チラシを作成るために色々調べて理解した。
でも細かなことまではわかっていない。
現在の在校生の保護者も、ほとんどの人が理解していないと思うし、何なら子供がどんな教育を受けているのか、よくわかっていない保護者も多いと思う。
この学校の特徴は「探求の学び」自ら問題を見つけて、自ら学ぶ。
しかし保護者は「どの大学に進学できるか?」と言う視点の方が強い気がする。
大切なのは「どの大学に進めるか」ではなく「どの進路でもこの学校で学んだことを活かせるか」だと思う。
そのことが保護者に伝わらなければ、この学校での学びは理解できないのではないか?
そのことは校長先生も危惧していて、学校の広報も考えていきたいとのことでした。
以前「学校紹介の動画を作りたい」と言っていたので、「先生、動画ぜひ作りましょう」と言ってしまった。
また自分の仕事を増やしてしまいました(笑)
私はあと2ヶ月ほどで、役員を終えて育友会も卒業します。
でも、顧問として、育友会OBとして、協力できるところはどんどん協力したいと思います。