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2025-02-02

不甲斐ない試合

今日は剣道の試合で、朝から五條まで向かいました。
午前中は個人戦、午後からは団体戦。
小学生と中学生、どちらも試合があるので、剣道クラブの小中学生、ほぼ総動員で試合に臨みました。

次女も、中学生女子個人戦と、中学生団体戦の試合にノミネートされていました。
個人戦のメンバーを見ると、最近までいた強敵の名前がありません。
3年生が引退したので、1〜2年生のメンバーです。

5試合会場に分かれていて、次女は第1試合場。
1回戦は難なく1本勝ちしました。
しかし2回戦で、勝負がつかなくて延長戦へ。

それほど強い相手ではないと思うですが、次女も動きが良くない。
そして小手を取られて負けてしまいました。
結局2回戦敗退。

午後からは団体戦です。
先鋒は中1の男の子。
互角の試合をしていましたが、1本きめて勝利しました。

続く次鋒も中1の男の子。
こちらも互角の試合でしたが、残念ながら1本負け。
これで互角です。

続く中堅で次女の登場。
ここで勝てば1歩勝ちに近づきます。
ところが、ここでも動きが良くない。
結局1本負け。

続く副将は、こちらも中1の男の子。
残念ながら2本負けで、これで負けが決定。
最後の大将は、次女と一緒にずっと剣道をしていた中2の男の子。
最後は流石に大将で、1本勝ちを決めました。

今日の試合は、全く動けていませんでした。
それは本人もわかっていたみたいです。
帰りの車の中で、私はちょっと厳しめに話しました。

今日は試合だと言うのに、朝何度起こしても起きなかった次女。
これは今日に限ったことじゃない。
これまでも、試合の朝は、何度も起こして、ようやく起きてくる。
そして不満そうな顔で、車に乗り込む。

「試合が嫌なら、もうこれから試合には出るな!」
そう厳しく言って聞かせました。
試合に出たくても出れない剣士もいる。

そもそも、試合の朝に、何度も起こされていること自体が、気持ちが入っていない。
気持ちが入っていれば、起こされなくても自分で起きるはず。
起きて来れないってことは、自分自身に負けている。

技術的に負けているのなら、致し方ないが、毎回気持ちで負けてる。
それを何度言っても、同じような試合を繰り返している。
「それなら試合には出なくてもいい」と厳しく話しました。

涙を流しながら黙って聞いていましたが、どれだけ受け止めてくれたのか?
これをバネに頑張ってくれることを願うばかりです。

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