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2025-01-18

笑いを考える「落語から学ぶ言葉の選び方・伝え方」講座

今日は育友会の講演会でした。

講師は「笑ってみ亭じゅげむ」さん。
今回の講演は、私が企画を持ちかけて、役員会で承認を得て実現しました。
どうしてもやってみたかったんです。

じゅげむさんとの出会いは、昨年の8月。
お仕事でお世話になっているY氏との話の中で紹介された。
Y氏は仕事とは別に落語の開催なども出がけており、私も何度かお誘いを受けているが、なかなかタイミングが合わず行けていない。

その話の中で、落語の笑いを教育に取り入れて活動している人がいる。との話を聞いた。
「何それ面白そう」と話に乗ったら、「一度お会いしてみますか?」とのこと。
そして昨年の8月に、じゅげむさんに会いに大阪までY氏と一緒に行きました。

育友会の行事として、講演会ができないか?話をさせていただき、他にもいろんな話をしました。
そして8月の育友会役員会で、「こんな人がいるんだけど講演会をしてみたい」と、議題に載せました。
役員の皆さんも「面白そう、いいんじゃないですか。」との回答で、承認を得ることができた。

しかし9月は文化祭、そしてバカロレアセミナー、と多忙で「少し落ち着いてから」としばらく企画は寝かせた状態でした。
10月ごろからエンジンがかかり、11月には日程調整を開始。
そして日は1月18日と決まった。
というか、講師がその日しか空いていなかった(^^;)

12月にZoomで打ち合わせをして、いよいよ本日の本番を迎えた。
本日の参加者は、先生も入れて20名弱。
私は写真を撮るためと、全体を見るために、ずっと後方で様子を見ていました。

参加者は、最初こそちょっと緊張した空気感があったが、あっという間にじゅげむさんのペースに。
すぐに会場は笑いの渦が広まった。
落語の演目を紹介して、最後のオチをグループで考えてもらう。
4〜5人のグループで、それぞれにオチを考えて出し合う。

自然とあちらこちらで談笑が始まる。
一気に会場は笑いの場となって行きました。

落語以外にもお題が合って、「こんな時あなたなら何て返す?」みたいなものがありました。
やり方が上手いなぁ〜と思ったのは、最初にグループで順番を決めてもらい、さらに自分の芸名を決めてもらっていました。
そしてお題を出して、それを発表してもらうのを、グループの1番からそれぞれに発表。

その際に、ご自身の芸名も発表してもらいます。
なぜその芸名なのかも質問して、必ずそれに対して「いいですね」と話を繋げます。
こうやって話を盛り上げてくれるので、発表する人も、気持ちが前向きになる。

そして次のお題発表は、2番目の人。
さらに途中で、グループの1番の人は、隣のグループへ。
2番の人は隣の隣のグループへ。
3番の人は反対周りで、隣のグループへ。とシャッフルします。

こうやって同じ人ばかりじゃなくて、違う人とも話す機会を作る。
そして必ず全員が、自分の芸名を答え、お題の答えを発表できるようにしていました。
途中では、参加者からお題をもらうために、「こどもに明らかにウソとわかることを言われた内容」という質問を投げかけます。
その回答は、スライドでQRコードを写し、スマホで読み取ってslideというアプリで回答します。

このやり方、私がバカロレアセミナーで使ったのと同じ方法。
実はこのslideも最初は候補にしていました。
しかし人数制限があり、バカロレアセミナーで使うには有料になることが判明した。
そこで代わりのアプリを探して、見つけたのがLiveQでした。
講話が終了して、校長室でお礼方々話した時に、LiveQのアプリも勧めておきました。

1時間半の講座でしたが、あっという間に過ぎ去った感じです。
アンケートも取ったのですが、皆さんとても満足されたようです。
私も企画した甲斐がありました。

日頃「笑い」について、真剣に考えたこと何てないですよね。
落語から学ぶ言葉の選び方、話し方、本当に参考になりました。

今までPTAの講座というと、一方的に話を聞いたり、気持ち的について行けないようなものもありました。
でも、今回の講座は、本当にじゅげむさんの進め方が上手で、参加者は自然と言葉が出て来ていました。
今までにない講座で、みんな本当に満足していただけたようです。

じゅげむさんに興味のある方は、YouTubeでご覧くださいね。
何か講演などを考えている方は、ぜひお薦めです。
https://www.youtube.com/@rakuteijugemu

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