箱根駅伝の面白さ
お正月三日目。
昨日同様、家でまったりのお正月(笑)
出かけたのは、お昼ご飯食べに行ったのと、夕方に晩御飯の買い出しだけ。
午前中は箱根駅伝に釘付けになっていました。
起きる時間が遅かったので、途中からでしたが、最後まで見入ってしまった。
優勝は結局、青山学園。
いや〜強いですね。昨年に続き連覇です。
後半、2位の駒澤大学が追い上げましたが、青山学園が逃げ切りました。
やはり前半のタイム差が、最後まで有利に働きましたね。
後ろから追われる状態は嫌なものだけど、3分ほどの差があると、それほど追われている圧迫感は感じない。
だから自分のペースで走ることができる。
これがすぐ後ろを走られると、自分のペースを乱してしまいかねません。
優勝争いも見どころありましたが、シード争い(10位内争い)も面白かったです。
この10位に入るかどうかで、来年の箱根駅伝への切符が違うようです。
シード内に入れば、自動的に箱根駅伝への出場切符は手に入る。
しかしシード内に入れなければ、10月の予選から這い上がってこないといけないらしい。
なので、10位争いは熾烈を極めた。
4つの大学が10位以内を争って、団子状態で走る。
現在の順位は8位。
団子状態なので、4つの大学が8位状態。
つまり8位から11位までが、一つのグループで走っていることになる。
順位を落とせば、すなわちシード落選となる。
だからどの大学も必死。
何度も何度も順位が入れ替わる。
そして今度は12位だった大学が上がってきて、さらに混戦状態になる。
しかし次第に抜き出る大学と、落ちていく大学の差が出てきた。
この辺は駆け引きですよね。
自分のペースを維持しつつ、グループから置いていかれないようについていかないといけない。
どこで勝負をかけるか?で、大きく勝敗が変わってくる。
昔は駅伝って興味なくて見なかったのですが、やっぱり見入ってしまいますね。
子供が小さいうちは、お正月にはどこかに出かけることが多かったので、テレビも見ませんでした。
今年は特に予定も無いので、ついつい駅伝に見入ってしまいました。
駅伝って10人で襷を渡して、勝利に向かって走っていく。
一人がずば抜けて早くても、後が続かなければ勝てない。
10人全員がベストの走りで、自分たちの力を最大限に発揮できたチームが勝つ。
青山学院は全員が安定した走りだったのでしょうね。
往路で優勝したのも大きい。
復路で逆転するには、かなり大変です。
駒澤大学が逆転出来なかったのも、往路での優勝を逃してしまったから。
もしくはタイムをもう少し縮めていれば、逆転優勝の可能性も十分にあった。
駅伝って本当に人生みたいです。
だからこそ日本人は好きなんでしょうね。
沿道を埋め尽くす観客。
そしてみんな選手全員に声援を送っている。
たとえ襷が途切れても、最後まで走る選手に、熱い声援を送ります。
勝者だけじゃない、敗者であっても、最後まで頑張る姿が、日本人は好きなんですよね。