toggle
2024-11-18

もうマスコミは信用されていない

日曜日に行われた兵庫県知事選挙は、斎藤前知事が返り咲きで当選しました。
今回の選挙は、テレビvsネットが浮き彫りになった感が強い。
既存のマスコミvs SNSといった構図が選挙の行方を左右した。

今年の3月に「パワハラ知事」として話題に取り上げられ、その後「おねだり」や「職員の自殺」など、次々と問題が報じられた。
来る日も来る日も、斎藤知事の悪政ぶりを報道するマスコミ。
この辺から違和感を感じていた人も多かったと思う。

マスコミが一斉に叩き始める時は、冷静に見た方が良い。
きっとそう感じた多くの人は、斎藤知事に関して、いろいろと調べ始めたのだと思う。
するとマスコミで報道される内容とは違う一面が出てきた。
そしてそのことがネット上で広がり始める。

それと反比例して、マスコミの報道が少なくなって行く。
まるで真実から目を背けるように。

そして始まった兵庫県知事選。
当初は対抗馬の稲村氏がリード。
稲村氏には組織票がバックに付いている。

一方の斎藤氏は何も無い。
たった一人で始まったやり直しの選挙。
それを逆手に取った感は強い。

私も毎日Xで斎藤氏の選挙活動が上がっているのを、目にしていた。
斎藤氏を推す人が、一人で選挙活動を始めた斎藤氏をフォローし始める。
やがてネット上で影響力を持つ人々が、斎藤氏を応援し始める。

終盤には斎藤氏と稲村氏、互角の戦いとの情報が入ってきた。
そこからさらに盛り上がりを見せた感がある。
斎藤氏の行く先々、もの凄い観衆が集まっていた。
日に日にネットで拡散され、人々が集まり熱狂していった感がある。

その影響もあってか、投票率もかなり高かったようです。
そして結果は斎藤氏の勝利。
ネットでは「初めてマスコミにネットが勝利した」との声が多かった。

ネットがない時代だと、マスコミに叩かれたら、その人はそこで失墜した。
政治家に限らず、企業のトップや芸能界など、マスコミに潰された人は多いと思う。
最近だと、国民民主党の党首、玉木氏の不倫問題。
今までだと、確実に辞任に追い込まれていた。
ところが、今回はネットの声の影響が大きいのか、マスコミも叩ききれていない。

マスコミもネットの声を気にする時代になったのかも知れません。
そしてそれだけマスコミを信用しない人が増えたってことでしょうね。

関連記事