母のいない奄美への里帰り

母の1年祭で来月奄美に帰省します。
母の葬儀から、もう1年になるんですね。
今だに奄美に帰ったら、母がいるような気がしてならないのです。
現実として受け入れているけど、どこかでまだ受け入れていない自分がいるんだろうな。

1年祭は、兄弟と親戚だけで集まって、簡単な食事会をする予定です。
会場も予約済みで、あとは当日集まるだけ。

今回帰省するに当たって、飛行機の予約とレンタカーの予約をした。
ここまではこれまでと同じ。
ネットで予約を済ませた。

しかし今回はもう一つ予約しないといけないものが。
それがホテルの予約です。
これまでは、母が住んでいた住宅があったので、そこで宿泊できた。
でも、母が亡くなって、その住宅も解約したので、もう帰る場所は無い。

ホテルでの宿泊となると、帰省という感じがしない気がする。
「帰ってきた」という気持ちにならないだろうな。
でもそれは仕方のないことです。

今回ホテルの予約に、かなり苦労しました。
大阪の姉も一緒に帰るので、2名分のシングルの部屋を2泊確保しなくちゃならない。
12月なので、さほど混んでいないだろうと思っていたのが甘かった。

どこに問い合わせても、もう部屋はいっぱい。
ようやく古いホテルを見つけて、そこで予約をした。
本当は綺麗なホテルに泊まりたかったけど、今回宿泊するホテルは、中心地にあり利便性も良いので、良しとするか。

1年ぶりの帰省です。
1年祭なので、我が家から両親の御霊も一緒に飛行機に乗せて、里帰りしたいと思います。
母のいない故郷への里帰り。

嬉しくもあり、寂しくもある、なんとも言いえない気持ちの帰省になりそう。