殻を打ち破れ
今日は県の剣道新人戦でした。
中学1〜2年生の剣道部、もしくは道場に所属する剣士の大会です。
次女を連れて、香芝市の体育館へ。
女子は74名の参加。
結構な人数います。
昔から比べたら減ったんでしょうけどね。
先週は市の新人戦で、女子の部は2人しかいかかったから、余計に多く感じます(笑)
次女は第1試合場の第1試合目でした。
これまでの大会には、中学3年生も出ていて、めっちゃ強い剣士が揃っていて、次女もなかなか勝ち上がれなかった。
この新人戦からは3年生は出場しません。
なので今回は勝ち上がるチャンスです。
1回戦の相手は、全く知らない名前でした。
対戦結果は次女の2本勝ち。
おそらく相手は初心者。
続く2回戦は、初心者ではない。
次女と同じレベルくらいかな?という印象でした。
試合が始まってしばらくは互角に打ち合っていた。
しかし、合い面で一瞬相手の面が先に決まった。
1本取られたが、次女も得意技の返し胴で1本取り返した。
さぁ勝負。次に取った方が勝ちです。
続けて取ってほしいと思っていましたが、再び面を取られ、2回戦敗退となりました。
最近、次女の試合はこんな感じが多い。
決して勝てない相手ではない。
次女もそれは感じているようで、自分の力が発揮できていない。
試合後私のところに来た次女。
私に何か言われると思って、無言で立っています。
私が「自分でどう思う?」と聞くと「勝てる相手だった」と一言。
このところそんな試合が続いています。
ちょっと自分の殻を打ち破れていない感じがする。
帰りの車の中で、次女に私が感じていることを話しました。
それは声が出ていないこと。
次女は昔から大きな声を出しません。
小学生の時は、それでも勝てていました。
しかし中学生になってからは、伸び悩んでいる。
決して技術が足りないわけではないと思う。
勢いが感じられないのです。
そして本人も、身体が動けていないことを自覚している。
剣道に限らず、声を出すことは、自分の身体を奮い立たせるために必要なこと。
重量挙げや槍投げなど、力を発揮するために、大きな声を出す。
剣道も大きな声を出すが、次女はそれが出来ていない。
今までも「声を出して」と言われてきたが、恥ずかしいのか大きな声は出ないのです。
自分自身を奮い立たせるためにも、大きな声を出すことは大事。
声を出すことで、身体も動く体勢になる。
今回はそのことを、とことん車の中で話しました。
自分の殻を打ち破らないと、上へは上がれない。
明日の稽古から、しっかり声を出してもらおう。