赤くない彼岸花

ようやく朝晩は涼しくなったが、日中はまだ汗ばむような日もある。
秋らしい気候にはなって来たけど、実は仕事部屋は、日中はまだクーラー点けてます。
年々秋の訪れが遅くなり、すぐに冬に入る。
秋が短くなって来ていますね。

最近車を走らせていて思うのですが、今年は彼岸花の咲くのが、やはり遅かったです。
彼岸花と言うくらいで、例年ならお彼岸の頃には田んぼの畦道に、真っ赤な彼岸花が咲く。
しかし今年はお彼岸の時期になっても、チラホラ見かけるだけでした。

ようやく彼岸花が咲き始めたと思ったら、なんかいつもと感じが違う。
なんか赤くないんですね。
いや赤いんだけど、色が淡いというか、くすんでいるというか。
あの燃えるような彼岸花の色じゃない。
（↑の写真は昨年の彼岸花）

田んぼの緑と、相反する真っ赤な彼岸花が、美しいコントラストを見せているのですが、今年はなんか違う。
咲き始めた時期も遅いので、田んぼも緑から黄金色になりつつあったし、彼岸花の色も褪せている。
やっぱり夏の暑さと、長引く暑さのせいなんでしょうか？
そもそも10月に入っているのに、まだ部屋でクーラー点けていること自体がおかしい。

この感じだと、紅葉にも影響しそうですね。
紅葉も夏の暑さとか、暑い期間の長さで、紅葉の色付きが変わるということを聞いた気がします。
だから毎年紅葉の時期に「今年の紅葉は？」と話が出てくる。

季節がどんどん亜熱帯化している日本。
春と秋が短くなってきています。

周辺の田んぼでは、稲刈りが始まっている田んぼもある。
もう稲刈りの時期に入って来ているんですね。
一時期の米不足も解消されました。
短いかもしれないけど、秋を楽しみたいですね。