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2024-10-08

昔の写真をスキャン

今日は一日スキャン作業をしていました。
仕事で記念誌を作っていますが、古い写真をスキャンしないといけないので、せっせとアルバム開いてスキャニング。
最近スキャンすることもめっきり減ったけど、古い写真などは、やはりスキャンしないと使えません。

昔はスキャナーだけの機械があって、それを買った時もありました。
最近はもっぱらプリンターに付いているスキャナーでスキャンしています。
それでも十分使えますからね。

今でこそデジカメが当たり前になり、最近ではそのデジカメも要らないくらい、スマホが高画質になったので、写真原稿と言えば、デジカメかスマホで撮った写真がほとんど。
でも私が印刷会社に勤めていた頃は、デジカメもまだおもちゃみたいな解像度で、ようやく携帯電話が普及し始めた頃。
もう30年近く前のことですが(^^;)

なので写真原稿と言えば、写真(プリントされた物)か、印刷物からスキャンするのが普通でした。
プリントされた写真がない場合は、フィルムのネガ(最近の人は知らないよね)からスキャンすることもありました。
当時勤めていた印刷会社では、専用の大きなスキャナーがあり、専属の人がスキャンしていました。

なので私たちデザイナーは、スキャンする写真原稿を渡して、スキャンする倍率など指定していました。
スキャンが終わったデータは、MOディスクに入れられて、そのMOからMacにデータを移していました。
今では信じられない工程ですが、当時はそれが普通でした。

今日はその工程を一人でせっせとやっていました。
まだ半分くらい残っているので、明日もまたスキャニング作業は続きます。

今回は学校の150周年記念誌の制作。
一昨年も子供達が通っていた小学校の、150周年記念誌を制作しました。
実はその時の校長先生が、隣の校区に異動になり、その小学校でまた150周年事業があり、私に依頼が来たという流れです。

一昨年も同じように、小学校の昔の写真をスキャンしまくっていましたが、今回も同じことをやっているわけです。
150周年なので、昔の写真となると、それこそ明治や大正の時代の写真もある。
一昨年もその頃の古い写真を、スキャンしまくっていましたが、今回はそこまで多くないので、ちょっとは楽かな。

あと50年後に「200周年」なんて頃になったら、今の時代のデータってどうなっているんでしょうね。
デジカメで撮った写真や、スマホで撮った写真は、データとして残っているのか?
意外に残っていない気がします。
記録媒体が変わっていくし、その転換期でデータが消える気がする。

DVD-Rに焼いている物は、DVD読み込みの機械が無くなったらOUT。
HDDは壊れたらデータぶっ飛びます。
フラッシュメモリもどこまで続くか疑問です。
USBタイプの物が多数ありますが、USBの端子そのものが形を変えていく。
初期のUSBのTypeAから現在はCが主流になっています。

10年後にはきっと新たな記録媒体が出ていることでしょう。
そう考えると、やっぱり昔の写真って有能な記録媒体ですよね。
色褪せてもずっと残っていく。
私も家族写真とかは、全てMacの中だけど、アルバムとしてプリントしておいた方が良いかも。
今はプリントアルバムサービスもあるから、形にしておくのも必要ですね。

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